長崎県の対馬市で25年ぶりにガッツリ観光をしてきました。
わたしはもともと対馬出身で、18歳まで対馬で生活をしていました。
対馬を離れ、現在は2年に1度ほどの里帰りをしているような感じです。
里帰りした際にも、もともと地元の人間なので観光地に行くことはまずありません。
今回は奥さんと奥さんのご両親(義父・義母)と一緒のでしたので
25年ぶりに1泊2日でレンタカーで観光してきました。
改めて感じたことは、対馬観光は、
今回の旅のルートなら1泊2日で充分満喫できます。
なぜ移動がフェリーなのか?
レンタカーが必要なのかも本編では説明しながらのお話です。
はじめに今回のわたしたちの旅程を説明しておきますね。
対馬旅行の完全版解説記事です。
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対馬厳原港着(4:30分)7時下船
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レンタカーを借りる(予約済)
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モスバーガーで朝食
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(観光)椎根の石屋~小茂田浜
~和多都美神社
~地元ショッピングセンター他
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ペンション宿泊
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(2日目)
地元のスーパー
↓(お茶休憩)
地元の観光案内
↓(14:00レンタカー返却)
フェリーで福岡へ(15:35発⇒20:10着)
対馬観光を博多から夜出発のフェリーで4人旅【レンタカーで島巡り】
2020年2月21日(土)の夜0:05分発、博多埠頭(第2ターミナル)からの九州郵船フェリー『ちくし』で対馬への4人旅が始まりました。
今回の旅のメンバーは、わたくしことみゆきんと奥さん、そして奥さんのご両親(義父と義母)の4名です。
最大の目的は去年12月に誕生した『可愛い孫娘』に逢う為。(義父と義母は初めてです)
新型コロナウイルス騒動で息子たちに孫を連れて来させるのではなく、こっちから押しかけようという作戦でスタート。
夜の0:05分発という事で仕事終わりに夫婦とも無事出発できました。
親子でペチャットでコミニュケーション!しゃべるボタン型スピーカー「ペチャット」みゆきんAmazonや楽天でずっと気になっていた「ペチャット」を購入しましたので簡単にご説明します。昨年の12月20日に待望の長男に子[…]
九州郵船
今回移動に利用したのは九州郵船のフェリーの1等客室(4名用)
なぜフェリー移動なのか?対馬への冬のフェリー移動ののメリットを紹介しておきますね。
九州郵船のホームページ:https://www.kyu-you.co.jp/
冬の対馬への移動はフェリーが確実なわけ?・フェリーのメリット
冬の対馬は対馬海峡の波が荒く、気候も変わりやすいのでジェットホイルや飛行機は結構な確率ですぐに欠航になってしまいます。
これは、地元民には常識です。
また、フェリーの最大のメリットは移動料金にあります。
ホームページをご覧いただくと分かりますが、
2等客室だと1名当たりの料金が3.720円(2月料金)。
1等客室でも5.400円と、とってもリーズナブル。
ちなみに、移動時間が少なく済むジェットホイルの料金は6.430円とちょっとお高め。
飛行機は片道1万円以上(1万~1万3千円)します。
冬の対馬への移動はホントに交通機関の欠航の可能性が高いです。
しかも、夜の出発なので宿泊費込みだと思えばさらに格安度アップ。
早朝に対馬につくので時間に余裕がかなりできます。
夜の9時くらいに埠頭にいける人であれば、
壱岐・対馬行きターミナル近く(徒歩2分)に温泉センターもありますので、食事とお風呂を楽しんでから出かけることもできますよ。
わたしも利用したことがありますが、お風呂の種類がいっぱいあってゆっくり入れます。
みなと温泉波葉の湯(株式会社ジョルダン)より参照ください。
冬の対馬行きフェリーのデメリット
・休日前などは混雑するので注意が必要。
・夜の出発なので博多埠頭までの交通機関が少なめ
・冬は海がしけるので波が高い時は船酔いが心配される
・金曜日・土曜日の夜の出発などは混雑することがあります。
【夜の出発なので博多埠頭までの交通機関が少なめ】
・移動はバスなら西鉄バスhttps://jik.nishitetsu.jp/
・車なら大きな駐車場が2か所あります。
・タクシーでも博多駅からなら1000円ほど。
・船酔いが心配な人は事前に酔い止めの薬を飲んでおきましょう。・私は一人の時には乗船したらすぐにビールを飲んで寝ます。(酒弱い)
フェーリーでの注意点
九州郵船ではフェリーの場合、1等客室予約のみ電話での予約ができます。
2等客室は大部屋です、2つ注意点があります。・船に乗り込んだらすぐに寝る場所を確保(早いもの順)・場所を確保したらすぐに毛布を確保(毛布レンタル1枚50円)
毛布貸し出しカウンター(看板あり)をすぐに確認要。2名での移動ならそれぞれ役割分担するとスムーズです。
厳原港に到着
まだ夜明け前、午前5時30分頃の対馬市の厳原港の様子です。
厳原港には午前4時半には到着するのですが、希望すれば7時までは船に留まることが可能です。
私たちは7時まで船に残る事にしました。
理由は予約していたレンタカー屋さんの営業時間が7:00~だったからです。
今回レンタカーを借りたところは、バジェットレンタカー厳原港SS店
カローラセダンをレンタルしました。
朝食場所をレンタカー屋さんで聞き込み
お腹がすいたので、レンタカーを借りる際に、店員さんに朝食を食べる場所を聞きこみをした結果、近くの『モスバーガー』一択でした。
だいぶ田舎なので、早朝から空いている飲食店は他にないとのこと、まあ昔からそうでしたが(汗)
さあ観光スタートです!(椎根の石屋根)
厳原港から車で約20分。椎根の石屋根を見に行きました。
集落のなかに石屋根の建物が数件残っており、周りには民家が数件あり地元の方が散歩されてました。
石屋根ばかりに目が行きがちですが、それを支えている柱が立派な事。土台がしっかりしているからこその石屋根造りですね。
小茂田浜・小茂田浜神社
続いては椎根からおよそ20分、小茂田浜です。文永11年(1274)10月5日に元軍が対馬の小茂田浜に襲来しました。
とても残酷な殺戮を対馬の人たちは受けたと伝わっています。いまはとてもきれいな浜でした。
小茂田浜の駐車場の奥には当時の戦死者を弔う小茂田浜神社があります。
鳥居をくぐると少し奥に、戦死者を弔う石碑が並んでいます。なぜだか不発弾みたいな大砲の球もありました。
和多都神社
海に向かって鳥居が並んでいます。スイマセン、ちょうど干潮時期でした(汗)
満潮時期に行かれることをお勧めします。海に鳥居が浮かんで幻想的な風景が見えます。
海沿いを走ってお茶休憩
和多都神社から私の実家に 向かいました。
実家の場所はもちろん言えませんが(笑)わざと、観光もかねて来た道とちがうルートで遠回りでのドライブです。
道筋は上記のグーグルマップ参照ください。
途中に山道をながらく車で走っていると、左手に海が見えてきます。
けっこうな絶景ポイントでした。
風が冷たかったので、写真を撮ってすぐに車に戻りましたが、日本海側らしい海の風景です。
お茶休憩
美津島町、対馬空港近くに市民の憩いの公園『あそうベイサイド』があり、道を挟んだ前にライラックとうレストランカフェがあります。
以前、息子たちとお昼を食べに行ったとき、とてもおいしかったので昼食に立ち寄りましたが、
義父たちがまだお腹がすいてないとのことだったので、
私はコーヒーを、義父と義母はコーラフロート、そして奥さんはアイスクリームを頼みました。
少しアイスを食べさせてもらいましたが、見た目通り美味しかったですよ。
メニューはハンバーグから鉄板焼きまで幅広いレストランです。
宿泊場所へ移動
厳原ペンションに宿泊します。booking.comで最安予約。
4名で12,000円でした。(海沿いじゃなければ11,000円)
とても雰囲気のある場所にあるペンションです。
お互いの親も気を使うだろうからだよ
ペンション設備
今回宿泊した部屋は204号、写真の建物に2部屋の作りです。
入ってキッチンが約4.5畳くらいに、居間が約6~8畳ほどの広さです。
ペンションは外装・内装ともにあたらしくきれいな感じを受けました。
エアコンも最新で、なにより冬の宿泊にうれしい居間は床暖房仕様。
これは韓国の旅行者を意識した作りだと思いました。
キッチンもあるし、せっかくだから夕飯は地元のスーパーで食材を買っって部屋で食べました。
食事などで出たゴミは袋に入れて部屋の入り口においておけば良いみたいです。
注意点としては(ペンションサイトに記載ありますが念のため)
・お風呂の浴槽はなくシャワーのみ
・キッチンはあるが、洗剤はない
・バスタオル・フェイスタオル無し
・車でないとペンションまでの交通機関無し
・今回はコロナウイルスの影響で宿泊者が少なかった
・ふだんは韓国人旅行者が多い宿泊施設なこと(夏などはさわがしいかもしれない?)
部屋からの景色は最高でした。
たまに漁船なども通り晴れた日に泊まれたらラッキーですね。
いつまでもボーっと眺めていたい景色でした。
早朝には、朝日もみられて大感激。チェックアウトの時間の10時ギリギリまで滞在しました。
2日目の昼食
昼食は、11:30分にそば道場美津島店というお店で息子たちと待ち合わせて昼食。
1歳の孫がうどんなら食べれるとのことでしたので、ここにしました。
わたしは写真の蕎麦を食べたのですが、久しぶりの十割そばを満喫出来て満足です。
みんなはうどんのメニューをチョイス。
昼食後は観光資料館へ
厳原地区にもどり、『ティアラ』というショッピングセンターで孫におもちゃを物色。
購入後、道路を挟んだ向かい側に遭った観光の間というところに入りました。
中はびっくりするほど豪華なつくり。対馬の歴史や観光スポットなどが案内&解説してあります。
はじめて対馬に行く方は最初の方に行ってみるといいかもしれません。(注意:10:00開店~)
『帰路』・博多へ帰ります
14時にレンタカーを返却して、15:35発のフェリーきずなで博多への岐路につきます。
フェリーまでの待ち時間の約1時間半は、お見送りの人たちと孫の大記念撮影会。
1歳になったばかりなのに、やたら動きが早くて目が離せません(うれしい悲鳴)
大量の孫娘写真をお土産にゲットです。息子の奥さん側のお母さんとお姉さんも見送りに来てくれました。
対馬観光を博多から夜出発のフェリーで4人旅【レンタカーで島巡り】のまとめ
帰りのフェリーからみた夕焼けです。帰りのフェリーも4名定員の1等客室での乗船。
いかがでしたでしょうか?
今回の1泊2日の対馬の旅は、まだまだ時間に余裕がありました。
ご年配連れだったわりには、けっこう観光したほうかと思います。
もっとガッツリ観光したい人には、その他の対馬の有名な観光名所の、
・韓国が見える展望台などおすすめです