最近の世界中の多くの人の悩みの一つに挙げられるのが、2020年から猛威を振るっている新型コロナウイルスによる外出自粛での体重の増加ではないでしょうか・・。
現にわたしもわずか3カ月ほどで体重が15㎏増加してしまいました。さすがにこれはマズいと思い、2021年の1月21日からダイエットを始めたのです。
実は46年間生きてきた人生で、初めてのダイエット経験です。
YouTube動画、書物、ブログなど、さまざまなダイエット関係の情報を毎日のようにチェックして、たどり着いたのが『一日一食』。
そしてその『一日一食』の成功のカギが『タンパク質』であること、大豆には大きな効果があるということ。
デパートで働いているわたしは、仕事中に昔の資料の整理をしていると、各売り場に配布される資料の中に、6年前にデパート従業員向けに配布された、一つの資料をたまたま見つけたのです。
わたしがその資料を思わず見返してしまった理由は、『大豆』というキーワードでした。
『大豆の効果』を検証してみた。
疲労は眠りで回復させよう(アナタの眠りの質をチェック)寝ても寝ても疲れが取れない、夜中に目が覚めて熟睡できないなど、それは「眠りの質が落ちているサインです。」毎日の睡眠不足がどんどんたまっていき、心や身体に大きなダメージを与[…]
大豆ダイエット効果を6年目前の資料から検証してみた
この内容は6年前、ある大手デパート向けに出版されている冊子の中に「現代の商品事情」という項目でデパートの従業員向けに書いてあったものです。
2021年現在と、どれくらい認識が違うのか?
さらに効果が見込めるものになっているのか?
以下、2015年の資料の内容です。検証していきましょう・・。
2015年の食品事情
大豆は、豆として食べる以外にも、豆腐、納豆、みそ、しょうゆなどに加工され、日本人の食生活に欠かせない食材・調味料として、古くから親しまれてきました。
2013年12月、「和食 日本人の伝統的な食文化」が、ユネスコ世界無形文化遺産に登録され、和食の伝統的な食材である大豆や、大豆からつくられる豆腐や、豆乳などの加工食品は、栄養豊富かつ健康的であることから、国内外で注目を集めています。
最近の傾向①(2015年時)
大豆(乾燥)の栄養分の約30%はタンパク質です。必須アミノ酸をバランスよく含み、人間に必要なアミノ酸20種類すべてが入っています。
例えば、豆腐1丁(300g)には卵3個分(*)ほどの良質のタンパク質が含まれています。
しかも大豆は豆腐などに加工されるとタンパク質が吸収しやすくなり、効率よく栄養を補給することができます。
また、大豆には、脂質、炭水化物、食物繊維、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ビタミンE、ビタミンB1、葉酸などさまざまな栄養素が含まれています。
一方、コレステロールを全く含まないことから、健康的な栄養源として見直されています。
健康維持のためにも、大豆食品を積極的に食べるように心がけ、1日1度、食事などに取り入れるのがおすすめです。
■100g中の栄養成分
エネルギー (Kcal) | タンパク質 (g) | 炭水化物 (g) | 脂質 (g) | 水分 (g) | |
国産大豆 (乾燥) | 417 | 35.3 | 28.2 | 19.0 | 12.5 |
国産大豆 (ゆで) | 180 | 16.0 | 9.7 | 9.0 | 63.5 |
木綿豆腐 | 72 | 6.6 | 1.6 | 4.2 | 86.8 |
糸引き納豆 | 200 | 16.5 | 12.1 | 10.0 | 59.5 |
豆乳 | 46 | 3.6 | 3.1 | 2.0 | 90.8 |
(出典/日本食品標準成分表2010)
最近の傾向②(2015年時)
豆乳の分類
豆乳とは、大豆を原料とし豆腐を作るときの豆腐に固める前の状態(乳液状)のもの。豆乳類の日本農林規格(JAS規格)によって「豆乳」「調整豆乳」「豆乳飲料」に分類されます。
この区分は、大豆固形分(製造された製品から水分を除いた残りの成分)がどのくらい含まれているのかで分けられ、商品にも表示されています。
・調整豆乳・・大豆固形分6%以上
・豆乳飲料・・大豆固形分4%以上
豆乳の表記例
【品質表記例】
名 称 豆乳
大豆固形分 8%以上
原材料名 大豆
内容量 500㎖
賞味期限 03.2.1
保存方法 10℃以下で保存
製造者 ○○飲料(株)××
□■市△町◎番地〇-●
大豆アレルギーの方はお控えください。他の大豆食品でアレルギー症状が出ない方でも、ごくまれにアレルギー発症例がありますので、少量からの試食をおすすめします。と明記されています。
『大豆イソフラボン』とは・・
大豆イソフラボンは『特定保健用食品(トクホ)』において、「骨の健康維持に役立つ」と表示できる成分です。
内閣府食品安全員会では、食事以外に「特定健康用食品」として摂取する場合、大豆イソフラボンの安全な一日上乗せ摂取量の上限値30mg/日(大豆イソフラボンアグリコン換算値)としています。
大豆イソフラボンは、大豆を原料とする加工食品のほとんどに含まれていますが、原料大豆の種類や食品の製造方法などによって、含有量は異なります。
一例として、豆腐100gには大豆イソフラボンアグリコンとして平均20.3mg(*)含まれているとされています。
国民栄養調査(2002年)では、私たちが豆腐や納豆などの大豆食品から摂取している大豆イソフラボンアグリコンは、1日16~22mgと報告されています。
2021年現在と比較してみると・・。
2015年に売り場に配布された資料を読んでみると、現在の大豆ブームをしっかりと予想できていいて的を得た説明をしているなあという印象でした。
豆乳もコンビニに必ず置いてあるし、実際に昼休みの時間帯に寄ると、OLの人たちの手が豆乳に伸びているのをよく目撃します。
私自身はというと、現在ダイエット中なので、とにかくたんぱく質を取るために・・。
昼はソイプロテインを豆乳で割って飲み、夜は毎日のように納豆を食べています。食事は夜の一食のみと決めているので、どうしても筋肉が落ちるのが嫌なのでタンパク質にこだわっているのです。
6年前の資料を読み返してみましたが、現在の大豆に対する見解とほとんど変わらない内容で、大豆が身体にいいという事を改めて再認識させてくれたと思います。
ソイプロテインは、豆乳で割るほうが牛乳で割るより大豆の味がより引き立っておいしいですよ。
大豆ダイエット効果を6年目前の資料から検証してみた
今回は人生で初めてのダイエット中の私が、ただ痩せるだけでなく健康的にダイエットを達成するためには、「タンパク質が大切」という事で、プロテインについて調べてみると大豆を使った『ソイプロテイン』というものに眼をつけました。
理由は腹持ちがいいと書いてあったから、一日一食に最初慣れるには無くてはならないアイテムの一つです。しかもタンパク質がしっかり取れて筋肉が落ちるのも防げます。
しかし、なんでもそうですが身体によいからといって大豆だけを大量に摂取するだけではバランスの良い生活は送れません。
適度な運動とついつい食べ過ぎてしまう習慣を改善しなくては私のように太ってしまいますよ・・。
大豆と上手くお付き合いしながら、健康的な生活を送っていきたいものですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。