営業から販売までを1人で完結する仕事【中小の宝飾会社はシンドイです。】
あなたは、宝飾業界にどんなイメージを持っていますか?
なんとなくはイメージできるかもしれませんが、経験のない人にはあまり良い印象を持たれてないように思います。なぜかといいうと外回りの営業をしている私自身、よくお客様に暑いのに大変ねえとか、寒いのに大変ねえとか労いの言葉をかけられるからです。
しかしそこは仕事と割り切ってしまえば大変なことなどはありません。
中小企業の宝飾会社では人で不足といいう背景もあるのですが、本来の仕事というのは個人事業主でもない限り、会勤めの場合は分業制であるはず。
しかし、宝飾業界の現実は1人で行う仕事の量が広範囲であるのが現状です。
営業と販売はセットでというのが当たり前になってます。営業と販売はどう違うの?
そうそいう疑問をお持ちになる方も多いと思いますので私なりの考えをお話ししましょう・・・
営業と販売の違い
実際、アパレル(洋服)を扱うデパートのショップではデパートのバイヤーに企画やその日程を交渉する営業の人がいます(主にそのアパレル会社のお偉いさん)
その営業の人が組んだ段取りの中でショップの人たちがお客様に商品(洋服やバックなど)を勧めて購入を目指します。
しかし宝飾会社の社員はほとんどが営業から販売まで独りでこなすことがほとんどです。
どうかすると、そうしないと自分で営業して取ってきた仕事(情報を)ほかの人が販売した際にそのまま販売した人だけの売り上げ成績としてみなされるケースが多々あるのが現状なのです。
実際そういうケースで従業員同士のトラブルを多く見てきました。
しかしながら営業と販売の両方が優れている人はそうはいません!逆にそれが出来ている人はズバ抜けて売り上げが高いです。
意識高い系の人・発想力の豊かな人・情熱的な人は営業向き
行動力があり前向きな人は営業向きかと思います。
きっちりクロージングまで持っていくのが得意な人は販売向きそのなかでも最近の販売の方を見ていてよく思うことがあります・・・
最近の販売員に多いのが自動販売機化しています。
どういうことかといいますと本来、宝石店の販売員はお客様のニーズやお好みを計りながらその方に合ったネックレスや指輪などを提案する仕事であるはずです。
基本宝石類は贅沢品ですからコンビニの飲料水みたいに勝手にお客様がレジまで持ってきてはくれません。
しかしながら売場で販売員の様子を見ているとお客様からそれを見せて!○○は置いてないの?と、声を掛けられるまで販売員のほうからアクションを起こす人が少ないのです。
まるで自動販売機のようにボタンを押されないと飲料水が出てこない状態なのです・・・
近年は贅沢品の売り上げが低迷・・デパート不振!などニュースでもよく見かけますが、こういった販売員の自動販売機化がその原因の1つなのかもしれません?
そういう販売員の見分け方はすぐわかります。
まず「いらっしゃいませ」という言葉をお客様にかける際にお客様の顔を見ていません・・・おおよそ「いらっしゃいませ」とは心の中では思ってないはずです。
これでは毎日の仕事も楽しくはない事でしょう。
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営業も販売も目標は同じ
どちらも自分の中で色んなものを消化しながら目の前のクライアント・お客様に対して誠意をもって接することが大切です。
お客様のニーズは多種多彩です。
もちろん、すべてのニーズに応えることは不可能ですが、自分にしかできない、自分なりの対応で臨めばいい結果に
繋がると思います。
会社員ではありますが、同時に個人商店のようなフットワークの軽さも求められています。
営業から販売までを1人で完結する仕事【中小の宝飾会社はシンドイです。】まとめ
かなり回りくどい言い回しをしてきましたが、近年はどの業種でもあると思いますが、これは私の仕事では無いのでは?私のやりたいことではありません!
などもちろん限度はありますが自分自身にブレーキをかけて仕事をこなすだけになっている人が多いように思います。
確かに多くの仕事量を抱えるのは大変です、限界があります。
ただ実際は一人で囲い込まずに少しずつ手助けしてあげたり気遣ってあげ合うことでみんなで目標に向かって楽しく仕事ができるのではないでしょうか?
1人1人が責任をもってカバーしあうことが楽しく仕事をする秘訣だと思います。