パチンコで勝てれば遊びながらお金も稼げて一石二鳥。そんな妄想を抱きながら、脚繁くパチンコ屋に通う人は少なくありません。
理論からすると『パチンコに勝つ方法』は存在すると思います。
しかしそれは期待値の問題で、確実なものでは決してありませんし、しかもその方法は決して楽なものではないのです。
パチンコ依存症は人格を破壊します。あなたは寝ても覚めても何かに夢中になったことがありますか?。車でドライブが好きとか、週末は登山を楽しむのが楽しみだとか、それぞれに趣味があるかと思います。しかしパチンコや競艇・競馬が趣味だと[…]
『パチンコ勝てる』必勝法を探してるうちはパチンコ店のお得意様
宝くじの還元率は購入金額の約46.5%と言われていますが、対してパチンコの還元率は約85%。
誤解をしてもらっては困りますが、これは1万円使った人には8千5百円帰ってくる確率ではありませんので誤解のないように。
あくまで『売上金額から総客に払い戻される金額』のことだということを理解してください。
法律で還元率は50%を超えてはならないことになっています。仮に還元率100%だとパチンコ店の儲けはゼロどころか経費を引くと大赤字ですよね。
宝くじの倍、稼げると思うのか、たった4割しか戻ってこないのかと思うかで、その人のギャンブル依存率や頭の良さがわかりますよね。
しかしながら一度ギャンブルで、当たりを引いてしまった人のほとんどは、再度の快楽や喜びを求めて低い確率に挑んでしまうのです。
一度成功したのだから大丈夫‥と、いった感情でしょうか。
人は経験のないものには怯えますが、偶然にもたまたま上手くいったことでには自信をつけてしまうのです。
パチンコ店は超ハイテク
ご存じでしょうか?パチンコ業界最大王手のマルハンは社員募集の必須項目は大卒以上。
平均年収は479万円。年収範囲は270万~1200万と言われています。
昔のパチンコ店の従業員のイメージは全くありません。大当たりした台に走って駆け寄りドル箱を積み、大当たりの札を他の客に見えるように差す。
現在のパチンコ従業員にこのような姿は存在しません。出玉は自動でお客自身で管理でき、移動する際にはカードに保存したまま大移動ができます。
パチンコ・パチスロ台の値段もそうです。20年前だと1台が約20万円と言われていた値段が現在の機種は約40~50万ともいわれます。
これは液晶技術だけではなく画面の外でも演出感を高めるための仕掛けが多く入っており、とても高額となっているのです。
今やパチンコ店とパチンコ機種は、あなたが思うよりもはるかにハイテクなのです。大卒のマーケティングを学んだ社員たちが、ハイテクを使いあなたの財布を日々狙っているのです。
パチンコ店のオーナーはデパート顧客
私はデパートのジュエリーサロンで20年働いています。仕事内容としてはジュエリーサロンで内でジュエリーの販売をしているのですが、たまにデパート外商と一緒にお客様のご自宅に伺うことがあります。
外商顧客は富裕層の方が多く、その中にはパチンコ店オーナーも例外ではありません。
あなたがせっせと財布からパチンコ台につぎ込んだお金は、パチンコオーナーのジュエリーに変わっているのかもしれません。
パチンコ店の心臓部である事務所は、とてつもないテレビモニターと観たことも無いような機械で埋め尽くされた部屋で、高級な服を着たパチンコ店幹部たちが座っているのです。
雑誌などで出ている、出玉を操作するような行為は違法ですが、全体の出玉を管理することは可能なのです。
冒頭でお話した、還元率の話を思い出してください。
この台を決められた数量の玉を出すような調整はあNGですが、店全体の出玉はコントロールできるようになっているのです。
還元率とハイテクのお話をちゃんと理解してくだされば、あなたが追い求めているパチンコ必勝法は見つけるのが難しいことに気づいていただけると思います。
パチンコ必勝法はパチンコ業界の広告に過ぎません
CSテレビのパチンコ番組やコンビニに並ぶパチンコ雑誌を見るといかにもパチンコの必勝法を売りにして媒体が展開されています。
しかし冷静に考えて下さい。テレビの場合はスポンサーには必ずパチンコメーカーが入っており、雑誌の実践データの元データのほとんどはパチンコメーカー発表のデータをを元にしています。
パチンコは日本社会の3大不思議
ほとんどの日本人が不思議に思っている3つのこと、それはNHK(テレビ局)、パチンコ店、ソープランド(風俗)です。
NHKは国営放送でもないのに、半強制的に視聴料を徴収しようとしますし、パチンコ店の換金は警察には認識されておらず、ギャンブルという認識をされていないのです。
警察はパチンコで勝った人は、店内に並んでいる景品と交換してそれを持ち帰っているということにしています。景品と交換する人も存在しますがほとんどはパチンコ屋の外でお金に換金しているのが現状ですが、それは警察には預かり知らぬことなのです。
最後にソープランド。客は店に入るときに入浴料を支払います。入ると偶然女の子がいて、そのこと意気投合して一緒に入浴している。簡単に言うと偶然浴室のある部屋で出会った男女が自由恋愛を楽しむ場所という認識だそうです。
この3つは警視庁が管轄しており、一般の人には理解しがたい解釈で管理されているのです。
そんな不思議な場所で、あなたはまだ必勝法を探し続けてパチンコ店へ通い続けますか?
『パチンコ勝てる』必勝法を探してるうちはパチンコ店のお得意様のまとめ
いかがだったでしょうか・・。
今回の記事では、巷にあふれる『パチンコに勝つ方法』、『パチンコ必勝法』を探している間は、パチンコ店の超お得意様として大切なお金を浪費し続けることになるというお話でした。
高学歴な社員が日々マーケティングを考えハイテクマシーンでお客を待ち構えているのです。そんななかに飛び込んでいっても勝てる見込みはありません。
必勝法はありませんが『負けない方法』ならあります。それはパチンコをやらないという選択です。