
パチンコ好きのトムさん
ギャンブル依存症とは、その人の人生に大きな損害が生じるにも関わらず、ギャンブルを続けたいという衝動が抑えらえない病態を言います。最後には掛け金を大抵失ってしまいますが、そのような行為を人に隠したり、貯金を使い果たしてしまったりします。
パチンコ甘デジが実は1番危ない!搾取されない大人になろう。
まず初めに甘デジを私なりに簡単に説明するとしたら・・。
タバコの喫煙者が健康に気を使って、ニコチン・タールが低いタバコの銘柄に替えるのととても似ていると思います。
スミマセン・・
ギャンブル依存症の人の場合、ほとんどは重症化すると自覚症状がありません。厳密にゆうと自覚はあるのですが決して認めようとしないというのが正しい言い方なのかもしれません。
とはいえ、よほど収入がある人ではない限り近年のパチンコではお金が続かない人が続出してしまっています。
これは、その人が運が悪いという事だけではなく、パチンコを遊技する人口減少でパチンコ店側が利益を確保するため出玉を渋っているからです。
お客が減れば、その分来る客から利益を搾取しようとするのは当然ですよね。町のケーキ屋さんが小麦粉の値段が上がったから商品のケーキを値上げすのと一緒です。
資金がなくなるわけですが、それでもパチンコは打ちたい!
借金して遊技するにも限界があるし、パチンコ店側もそこまでお客さんを追い込んでしまうと大事な顧客を失ってしまうことになります。
そこで近年、時間を持て余すご年配の人たちを中心に人気なのが甘デジです。
とにかく暇な時間をパチンコをして楽しみたい、大当たりした時の高揚感を何度も低価格で楽しみたいという人に向けて作られたシステムです。
通常のパチンコ台はピンキリあるのですが、甘デジ→ライトミドル→ミドル→ハイスペックという確率の段階があり、ハイスペックの台だと400分の1の確率で大当たりする台に対して、甘デジのパチンコ台は99分の1くらいの確率で大当たりするように設定されています。
もちろん出玉はハイスペックの台に対して5分の1くらいではありますが、当たる確率からして大当たりを引ける確率が上がるため当然、高揚感は何度も訪れるわけです。
それが甘デジの恐ろしいところです・・。
何故か勝てないのが甘デジ。
先ほど説明したように、確率では約4倍当たりやすいはずなのに、何故か終わってみると勝てないのが甘デジなのです。
当然ですが買ったとしても、ほんの数千円勝ちというのが日常茶飯事でしょう。それどころか長時間パチンコ屋に滞在する人の場合は1~2万円負けということも少なくないはずです。
当たる回数は体感できることが判断をより鈍らせるのです。
今度こそは当たりが連続してまとまった出玉が確保できると根拠のない空想を思い描かせるのでしょう。かつての私も当然のようにそう思って何十時間もパチンコ台に座り続けていました。
99分の1の確率自体がそもそも疑問
パチンコ依存症真っただ中の時は、何かとパチンコを打つ行為に正当性を持たせて行っていたので疑問にすら思っていませんでいたが、そもそもパチンコ台の確率ってパチンコメーカー発表の数字なので、根拠がないんですよね。
ざっくりいうと99分の1よりも当たるときは当たるし、300回転回しても当たらないときは当たらない・・。
ですから確率は4倍ほど当たりやすいい甘デジでも1日中パチンコ屋にいると簡単に2~3万円負けてしまうことも充分あり得るんです。
確率論なので当然世の中にはパチンコで勝っている人は存在していますが、ほんの一握りです。
分がその一握りになりたいと思うのは自由ですが、その確率の計算をできる人であるならば決してパチンコには手を出さないことでしょう。
甘デジなら勝てるという妄想はそろそろ捨てて、パチンコ屋から搾取されない人生を歩みましょう。
パチンコ甘デジが実は1番危ない!搾取されない大人になろう。のまとめ
いかがだったでしょうか・・。
今回の記事ではパチンコ店で長い時間遊べるパチンコ台としておなじみの『甘デジパチンコ』について、2年前まで重度のパチンコ依存症だった私がその恐ろしさについてシェアしてみました。
パチンコ依存症とともに極度のヘビースモーカーであった私の甘デジに対する印象はまるで・・。
喫煙者が健康に気遣ってタバコの銘柄をニコチン・タールの低いものに替える行為に甘デジパチンコ台は似ているという事です。
通常の確率の低いパチンコ台では長い時間お金が続きそうにないので、確率が良くて投資が少なくて済む甘デジで遊びたいという結局、パチンコ屋からの搾取から逃れられない行為なのです。
甘デジなら勝てるという妄想はそろそろ捨てて、パチンコ屋から搾取されない人生を歩みましょう。