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ジュエリー販売員向いている人とその仕事内容を晒します。
ジュエリー販売員に向いている人は・・。
よっぽどマジメな人かよっぽど不真面目な人です。
簡単に言うと、普通にマジメにコツコツ頑張るタイプの人がジュエリー販売員になっても成功しません。むしろ途中でつぶれてしまうか、ダメダメ社員として定年まで同僚に煙たがられる会社生活を送るでしょう。
なぜそうなうのかを、この道20年の私が解説していきます。並行して、この仕事がどれだけ闇深く、深刻な状態なのかも説明していくとしましょう。
普通のマジメ人間では勤まらない理由
ジュエリーを売る仕事はもちろん努力が必要ですが、マジメに勤めたからと言って結果が出る仕事ではありません。
どちらかというと、9割サボっていても1割の力で結果を出せればOKな仕事なのです。やり方はどうあれ結果が全てな仕事であり、運の要素も多く含みます。
たまたま接客したお客様が、高額品を買ってくださればよいですが、決定に至らないこともしばしばあるのです。
その割には、月の半分くらい経過すると見通しという儀式があり、今月の売り上げの予想を上司に尋ねられます。
そこでは、その月の予算通りに売り上げが行くという事を上司に伝えなければ、見通しという儀式は終わりません。

みゆきんどんな仕事でも実際に働いてみないと解らないことってありますよね。みゆきんこの記事では、私が働いている宝飾業界からジュエリー販売員あるあるをご紹介します。☑ジュエリー販[…]
会社の仕組みが今の時代に合わなくなったのかもしれません・・。
あなたがジュエリー販売員になりたいと思っているのなら、私はその考えに全力で賛成しません。
☑いろんな会社を受けても、ダメだったから。
☑接客業をどうしてもやってみたい。
☑学歴がなくても出世できそうだからやってみたい。
☑大変そうだけど、ヤリガイがありそうだからやってみたい。
ジュエリー業界のメリットもあります。
もちろんメリットもあります。そうでないと20年もこの仕事を続けていません。
☑ボーナス査定以外は、評価制度も緩い。
☑ノルマ達成は難しいが、仕事内容は超簡単。
時代錯誤な風習がまだまだあります・・。
ジュエリー業界には、ファミリーセールならぬ身銭を切らされるキャンペーンがいまだにあります。簡単に言ううと、自分の会社の商品を社員が購入させられるのです。
社員の9割、いやほとんどの社員がおかしいと思っているにもかかわらず、いまだに続いている会社が多いようです。この風習は若い子にはなかなか受け入れがたい風習のようです。
実際にこの悪しき風習のせいで、会社を辞めた新人を2人ほど見てきています。
ジュエリー販売員向いている人とその仕事内容を晒します。のまとめ
ジュエリー販売員に向いている人は・・。
よっぽどマジメな人かよっぽど不真面目な人です。
冒頭にこのフレーズから記事は始まりましたが、ジュエリー業界は閉鎖的で、保守的なところなので、普通のまともな考えを持った人だと、ついていけないかもしれません。
よほど訳ありな人か、学歴が無くよほど自分の力を試してみたいという人以外にはおすすめしない業種です。しかも給料面も期待できない分野です。
30年前からは平均年収が30万円弱減っている今、贅沢品である宝石は時代にそぐわなくなってきていると強く感じます。
今回はジュエリー業界に興味のある人向けに、「ジュエリー販売員に向いている人とは」というテーマでお話させていただきました。
あわせて、わたしがおかしいと思う業界の風習や、仕事内容も紹介してみましたがいかがだったでしょうか?
どうしてもご自身で確かめてみたい!という人以外の人には本当におすすめしない職種です・・。
最後まで読んでいただきありがとうございました。