職場の制服でもないのに、日本人の大半はスーツを着て仕事をしています。スーツのデザインは大きく分けて2パターン、ブリティッシュ系(イギリス)とイタリア系のデザインです。
一般的には普通~ゆったり体系用の作りがブリティッシュ、ウエストを細く絞って上着たけやパンツ丈が短めのスリム体系型の作りがイタリアンファションという分け方になります。
ここ15年くらい前から日本ではイタリアン系のスーツが流行っていて、必然的にそのスーツに合わせる『ビジネスシューズ』のデザインも変化しました。
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つま先の尖ったスリムな女性用のハイヒールのようなシルエットのデザイン
(イタリア製スーツの影響)
宝石の販売員は革靴のビジネスシューズを履かなきゃいけないの?
冒頭の前置きが長くなってしまいましたが、結論としては2020年の10月時点の日本ではスーツを着る仕事では、革靴のいわえるビジネスシューといわれる形の靴を合わせることが一般常識といえるでしょう。
ただし同じスーツを着る仕事でも、業種によって多少の違いがありスーツにしてもジャケットとスラックスを別々に着こなす「ジャケスラ」が多い職種もありますし、スニーカーを履いているクリエイト系の仕事もあります。
私のように接客販売系の仕事では、無難に一般常識とされる服装が望ましいとされてきました。
しかし現在では社会のニーズや服装に対する思い込みが少しずつ変わってきていますので、確実にこの仕事の場合はこの形というのがなくなってきていると思います。
社会人にとっては、1日24時間のうちの3分の1の時間を占める労働(仕事)をする時間。そのほとんどの時間、一緒に肌身離さず過ごすものがありますよね・・。そうです靴です。当然靴の見た目にはこだわる人が多く、特に男女問わず[…]
成果をだした社員が自由な服装をしてもいい理由
本当の理由は歩いてダイエットがしたかった
他の記事でもお話したのですが、春先のコロナ感染騒動で努めているデパートの休業で約1か月間外にほとんど出ない生活をした結果15㌔の体重増加。
急に体重が15㌔も増えると当然見た目も大きく変わるし、足腰も対応できなくなってかかとが悲鳴をあげました。立ち仕事なので本当に堪えます。
7月に行ってきた会社の健康診断でも人生初の『メタボ検診保健指導』たるものからお呼びがかかり精神的にもショックでした。指導員さんとは、食事の改善と運動(歩き)を約束。
とりあえず、スニーカーを購入することにしたのです。
どうせだったら仕事中もスニーカーを履いてみたくなった
(通勤用+仕事用)として購入したアディダススニーカー。
最近某スポーツメーカーさんや色々なメーカーでご年配用のウォーキングシューズと従来のビジネスシューズの間のようなデザインのビジネスにも使えると謳う靴が販売されてますが、私から見るとどう見ても登山靴のようなデザインに見えてしまいます。
逆に、そういう登山靴っぽいと思いながら靴を買うよりもスニーカーのほうが宝石売り場に立って仕事をするにしてもスタイリッシュかなあと思ってスニーカーをチョイス。
いつも履いているスニーカーではさすがにダメかと思い・・
普段よく出かけるときに履いているスニーカーです。最初はこれを仕事に履いていってはどうだろうかと少し考えたのですが、さすがに紺色のだれもが王道的にスニーカーだと認識しているアディダススニーカーの紺色ではまずいだろうと思いとどまりました。
次に色が黒だったらいいのではないか?
目立たない色だったらどうだろう?
心の中では、黒いスニーカーを購入して仕事場で履こうと内心は決めていました。しかし決定打になる理由が欲しかった。
革靴でも履きやすい靴があることは充分にわかっているのですが、何かのブログで呼んだ立ち仕事で足が疲れる理由は、靴が蒸れるから余計に疲れを感じてしまうという文章が心にずっと引っかかっていたのです。
そうなると通気性を求めるならメッシュ生地のスニーカーでしょう!ということで、普段から履きなれているアディダススニーカーの黒を購入しました。
かかとの作りも私好みの形状です。かかと部分が削れにくい形で歩く時にかかとから着地する歩き方の私には理想的なスニーカーだと思いました。
価格もお手頃で5千円を切ってることも好条件。
デメリットといえば、最初に職場に履いていくときに、若干の緊張感と不安はあったことは思い出しますね。まだまだ常識を打ち破る事が少ない封建的なコミュニティであるデパートの宝飾売り場ですのでそういう緊張感はありました。
しかし、不安は思い過ごしに終わります。意外と気づかれないし、こちらからかミンウアウトしたらみんな共感してくれました。
これから宝飾売り場でスニーカー履きをを流行らせてやろうくらいの気持ちになったものです。
宝石の販売員は革靴のビジネスシューズを履かなきゃいけないの?のまとめ
かしこまった職業にはかしこまった格好でという常識の中で、デパートの宝飾サロン勤務の私こと、みゆきんがその常識を打ち破るべく、ビジネスシューズの代りにスニーカーを購入し、仕事場で履いて仕事をしてみたというお話。
足のかかとの調子が良くないということも理由としてはあったのですが、はっきりといえることとしては、シンプルに歩きやすくて仕事が捗る気さえしたこと。
夕方を過ぎても革靴と違って、靴の中が蒸れにくいので足の疲れも明らかに感じにくくなりました。
結論としては、許される環境ならばスーツ姿の職場のかたにもスニーカー履きをおすすめいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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