宝飾業界はブラック企業ばかり

宝飾業界はブラック企業ばっかりなのに求人が絶えないワケ

宝石を扱っている仕事って胡散臭いイメージないですか?

私は、この業界に19年ほど在籍しているのですが、そんな私でもいまだに、同じ業界の人に初めて会った時には、胡散臭いイメージを持ちますね。

すぐに信用できないというか、用心深く身構えてしまいます。

もちろん人それぞれですので、宝飾の仕事をしている人はこうだ!と、言い切るつもりはないのですが、19年間この仕事に携わってきた結果、やっぱりそういう傾向の人が集まる業界なんだなと改めて思います。

さて、宝飾業界に集まって来る人材には具体的にどういった傾向があるのかを説明していきますね。

そうすると、業界のほとんどがブラック企業の宝飾業界になぜ人が集まるのかが見えてきます。

これから先に、宝飾業界に入ることを検討しているあなたや、宝飾業界からの他業種へ転職を考えているあなたは是非参考にしてみてください。

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宝飾業界の闇を話し出したらキリがない

 

宝飾業界はブラック企業ばっかりなのに求人が絶えないワケ

宝飾業界はほとんどブラック企業

絶えず、毎週のように求人広告に出没する宝飾業界の求人。

働く人の入れ替わりが激しいと言われる接客サービスのくくりではありますが、それにしても、常に求人を行っているイメージですよね。

これだけの求人があるということは、裏を返せば辞めていく社員が多いという事。

なのになぜ、そのように離職率が高い宝飾業界にみんな入りたがるのでしょうか?

宝飾業界は他に仕事が無い人の溜まり場

宝飾業界の仕事といえば、『きついノルマ』『理不尽なノルマ』『根拠のないノルマ』の3本柱。

しかし、この3つは実際に宝飾業界に入社しなければ分かりません。理不尽なノルマという高い営業目標が個人にある宝飾業界

多くの人の、宝飾業界に持っているイメージでは、お金持ちの奥様がふらっとお店に立ち寄って何百万円もの商品を購入していくイメージがあると思います。

たしかに、デパートの宝飾サロンに店舗を置いていると、年に何度はそういいう絵にかいたような販売シーンが実際にあることも事実ですが、本当に、年間で数回です。

実際には、商品説明や世間話を長時間した挙句、成果無しということの方がほとんどなのです。簡単にいうと、とても地味な仕事なのです。

3年前ほど前は、私も店長として毎週のように入社面接をしていましたが、印象としては他に仕事がないから、当社を受けに来た感じの人ばかりでした。

現に、宝飾の採用基準はいまも昔と変わらないのです。

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宝飾業界の入社基準は?

疑問

会社によって目指すもの、労働基準が違うので一概には言えないのでしょうが、私自身の経験と多くの面接をしてきた同僚の話をまとめると、ほぼ次のような基準で応募してきた人を入社させるかどうかは決まると言っていいでしょう。

・学歴・経歴
・受け答えがちゃんとしている
・家族構成が普通
・雰囲気(印象)がよい
正直、どこの会社の面接時の基準に当てはまる事ばかりなのですが、宝飾業界の場合は、ちょっとそれぞれの解釈が違ってきます。

宝飾業界の面接基準『学歴・経歴』

もちろんすべての会社の面接官は、学歴・経歴ともにいい人材を欲しがりますよね。

宝飾業界の場合は、昔からの慣習で、大学を出た子の家庭はある程度裕福な家庭と判断できるので、すぐに換金が可能な高額商品を扱う宝飾業界では、盗難や横領の可能性が低いと見なす材料とされてきました。

現在では、大学進学には奨学金制度を使う学生が増えてきているので、家庭の裕福さというよりは進学していると教養があるという判断になりますね。

現実的に他業種と比べ宝飾業界の場合は、学歴が高い人間は少ない業界です。

宝飾業界の面接基準『受け答えがちゃんとしている』

完全に担当した面接官の判断になってしまうのですが、普通に挨拶ができて世間話ができる人なら、大丈夫。

ぶっちゃけ宝飾業界の場合は、成功するタイプの人間は、『明るくて調子のいいヤツなのです。』

逆に、頭が切れて面接官を言い負かしてしまうタイプはNGです。

面接官自体が、優秀な人が少ないので劣等感を芽生えさせて面接に落ちてしまうかもしれません。

宝飾業界の面接基準『家族構成が普通』

これも宝飾業界並びに、日本の企業には慣習として残る物なのですが、要は身元保証人ですね。

家族に犯罪者や反社がいないかどうかなど、一応確認します。しかし最近の社会環境では個人情報の取り扱いの問題で、実際の細かいところまでは調べにくくなっていますので、本人の申請を信用するしかありません。

宝飾業界の場合は、ファミリーセールと銘打って社員に会社の商品を買わせる制度があるので、親戚や家族が多い人は重宝がられます。

ノルマがきついと最終的には友達や親族関係を頼るからです。

この辺のブラックさは昔と全然変わりませんし、変えようという会社も少ないですね。

宝飾業界の面接基準『雰囲気(印象)がよい』

ハッキリ言って、宝飾業界の入社基準は結局のところ面接を受ける側の熱意と印象の良さで80%は決まると言って良いでしょう。

接客サービスなので、これが良くないとどんなに学歴が高かろうが上手くいきません。

仕事の内容が、言うなれば人気商売になりますので、雰囲気は重要なのです。

他業種にしてみても、日本の企業で出世する人は、必ずしも優秀な人では無いはずです。共通する事は、人から好かれる事。

宝飾業界はブラック企業ばっかりなのに求人が絶えないワケのまとめ

最後に,追伸

まとめますと、宝飾業界が何故ブラック企業ばかりなのかというと、答えは簡単です。

働いている人間のレベルが低いからです。

採用する側も、募集に応募する側も他に仕事が見つけられないから応募してきたような人間の集まりなわけですから、ホワイト企業になれるはずもありません。

経営陣にその能力が無いのですから。

実際に、宝飾業界から転職する人の8割はまた同じ業界へと転職します。

他の業界で使えるスキルがほとんどないからです。その結果デパートなどの接客サービスは絶えず、社員が入れ替わり給料も上がらずという形がいつまでたっても変わりません。

誰でもできる仕事なわけですから、仕事の価値としてはどうしても上がっていかないのです。

社員に商品を買わせるやり方、なかば洗脳的な教育、この2つが無くならない限りは、宝飾業界はいつまでたってもブラック企業なのです。

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