口臭が気になる人は歯周病を疑ってみて!

口臭が気になる人は歯周病を疑ってみて!

外出する時は、マスクが必需品になりましたね。感染症対策をおこなってきて、早くも1年が過ぎようとしています・・。

やっとマスクを常時つけることに慣れてきた頃だという人もいるかもしれません。そんな中、マスクをつけるお陰で、新たな悩みが浮上してきた人たちも多いのではないでしょうか。

そうです・・。

自分自身の口臭問題です。

今までは、口臭と言えば他人に対して気を使うものでしたが、マスクを常時つけている日常では、他人の口臭を嗅ぐ機会はほとんどなくなりました。

逆に、今までは気づかなかった自分自身の口臭の臭さに驚いた人も多いのではないでしょうか。

昨年の春の私がまさにそうだったのです。しかし現在は、あることがキッカケで自身の口臭を気にすることはなくなりました。

私の口臭の原因は『歯周病』だったのです。

この記事は、35歳以上の男女は必見!

35歳以下のあなたは早くこの危機的病気に対して、この記事を覚えておいていただければ対応できますのでラッキーだといえます。

実際に私は、『歯周病の知識』が昨年まで詳しくなかったことに対して滅茶苦茶後悔しています。

詳しい説明や予防法については、清水智幸さんによる情報をもとにしています。

しみず・ともゆき/歯科医師、東京国際クリニック歯科医院長。
著書に『歯周病は1日で治せる』(文藝春秋)

それではまいりましょう・・。

口臭が気になる人は歯周病を疑ってみて!

歯周病の中年男性

みゆきん
35歳以上の3人に1人は『歯周病』の疑いがあるらしいよ。

この話をすると会社の同僚は口をそろえて・・

困った顔の女性女性社員
ふ~ん、そうなんだあ。
と、一応は興味がある風に話を聞いてくれるのですが、実際には自分には関係ないと多くの人が思っています。

実際に厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の平成29年(2017)調査によると「歯周炎および歯周疾患」の総患者数は(継続的な治療を受けていると推測される患者数)は、398万3.000人で、前回の調査よりも66万人以上増加しました。

性別では男性が162万1.000人、女性が236万6.000人で女性の方が男性よりも多くなっています。
【厚生労働省サイトより引用】

歯医者さんで治療している人の数だけでこれだけの人数がいるってすごくないですか!
実際には歯周病が進行しているのに、気づいていない人の数を入れたら一体どれだけの数がいるのかと考えたら恐ろしくなる数字ですね。
しかも、歯周病が厄介なのが、他の病気を併発させる可能性が高いという事!
せっかく普段、健康に気を使って生活をしていても歯周病に気づかずに生活していると、非常に危険だと言えます。
毎日しっかり歯磨きしているのに、まさか歯周病であるはずがないと認めたくないというタイプの人もいるでしょう。
そんな人たちの為に、歯周病がどういうものなのかを今から解説していきます。

知らないとホントに怖い『歯周病』

多くの人がかかっていると言われる歯周病は、口臭や歯を失う原因となるだけではなく、さまざまな病気になるリスクが高まる病気です。

知らないとホントに怖い歯周病のメカニズムや予防法について、一からわかりやすく解説します。

イラストで見る歯周病

イラストで見る歯周病

歯周病は歯と歯茎の隙間にできた歯周ポケットにたまった歯垢(プラーク)の内部で繁殖した歯周菌が出す毒素により起こる慢性の炎症で、上の画像のように進行します。(右から左へ症状が進行)

①健康な歯⇒歯茎はピンクで引き締まっている。

②歯肉炎⇒歯茎が赤く腫れている。

③歯周炎(軽度)⇒歯茎の腫れが進み、食事や歯磨きの時に出血。

④歯周炎(中度)⇒歯茎に膿がたまり、歯がぐらつくようになる。

⑤歯周炎(重度)⇒歯茎は真っ赤に腫れ、常に膿交じりの出血。
最悪歯が抜け落ちる。

自分でできる歯周病チェック

自分でできる歯周病のチェック

☐1.朝起きた時に口の中がねばつく

☐2.歯磨きの時に出血する

☐3.口臭が気になる

☐4.歯茎に違和感がある

☐5.歯茎が赤く腫れている

☐6.堅いものが噛みずらい

☐7.歯が長くなった気がする

☐8.歯と歯の間に隙間ができた気がする

1つも該当しなかったあなたは・・いまのところ問題ありません。
1つでも該当したあなたは・・歯周病の疑いがあります。歯科医検診をお勧めします。
②⑤⑥⑧のうち1つ該当した人は・・かなり歯周病が進行しいる可能性が高いと言えます。すぐに歯周病治療専門の歯医者を予約しましょう。

なぜ歯周病がそれほど怖い病気なのか⁉

近年の研究で歯茎から血管に侵入した歯周病菌が全身の血管を巡ることで、さまざまな病気のリスクが高まることがわかってきています。

✔脳梗塞などの脳血管疾患

脳梗塞の患者は、歯周病に感染している割合が高いことがわかっています。これは歯周病菌が血流にのって全身を巡ることで、動脈硬化を引き起こしている恐れがあるためと考えられているからです。

✔心筋梗塞などの心臓疾患

歯周病が血流にのって心臓に運ばれることで、さまざまなしんぞうしを引き起こす恐れがあります。心筋梗塞や狭心症などのリスクが約2倍。

✔誤嚥性肺炎

食べ物や飲み物が誤って気道に入った時、歯周病が一緒に期間に入り込んで肺にまで達すると、誤嚥性肺炎が起こりやすくなったり、重症化しやすくなったりする。

✔関節リウマチ

歯周病の出す毒素が、関節リウマチを発症・進行させたり、重症化させたりすることが判明されています。

✔糖尿病

糖尿病にかかっている人は歯周病にかかりやすく、また歯周病に感染すると糖尿病が悪化しやすいという、お互いに悪影響を及ぼす関係にあります。

歯ブラシの使い方がホントに大切

歯磨きのしかた

正しいブラッシングは、多くのブログやYouTube動画でも掲載されていますが、もっともわかりやすく言うと・・。

歯磨きは歯を磨くというより、歯茎のきわを磨くのが歯磨きと認識しましょう。

冒頭にも言いましたが、歯周病の原因は歯茎の隙間にできた歯周ポケットにたまった歯垢が原因ですので、歯垢がそこにたまらないように磨く必要があるからです。

特に歯の間や奥歯は、磨き残しがどうしても出てきますので、重点的に磨きましょう。

どうしても歯磨きに時間を変えられないという人は、迷わず電動歯ブラシを購入してください。

歯周病予防の必須アイテム

歯周病予防の必須アイテム

歯と歯の間の歯垢は歯ブラシだけでは落とせません。糸ようじなどのデンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。

歯科医での治療でブリッジを入れている人は、ブリッジ(歯の連結)は歯間ブラシ必須です。

両方ともになのですが、力を入れすぎて歯茎を傷めないように使用中は注意しましょう。

みゆきん
ここまでやれば、あなたの口臭の原因はかなり解消されているはずです。

口臭が気になる人は歯周病を疑ってみて!のまとめ

最後に,追伸

今回の記事では、昨年約1年半の時をかけて私が、歯周病を克服した際に気づいたことの一つ、口臭の改善についておはなししてみました。

もちろん口臭の原因兄は胃腸の調子や体調の具合も深くかかわるとは思いますが、口臭の原因には、かなりの確率で『歯周病』を疑ってみた方が良いです。

若い人の場合は、糖分の取りすぎなどが口臭の原因の1つと考えられます。先のことではありますが、歯周病は恐ろしい病気です。今から予防法を知っておきましょう。

歯周病と全身疾患の深い関係としては、

✔脳梗塞などの脳血管疾患

✔心筋梗塞などの心臓疾患

✔誤嚥性肺炎

✔関節リウマチ

✔糖尿病

などとの深い関係があり、病気を併発してしまう可能性が高い病気なんです。

✔歯ブラシの使い方がホントに大切
歯磨きは歯を磨くというより、歯茎のきわを磨くのが歯磨きと認識しましょう。
*歯磨きに時間がどうしてもかけられない人には電動歯ブラシがおすすめです。
✔歯周病ケアには歯間ケアが必須
デンタルフロスや歯間ブラシは歯周病予防や虫歯予防には必須です。
私の場合は歯周病治療が、口臭の改善もですが他の悩みでもあった肩こりの改善にもつながりました。
一人でも多くの方に健康になっていいただきたいので、歯周病予防をぜひ習慣化されることを強くおすすめします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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