販売職を始めた頃は、お客様から『ありがとう』って言われることが何よりの喜びでした。
買ってもらえなかった時でも、申し訳なさそうに『ごめんね』って店員の私に対して深々と頭を下げられるおばあさん・・・。
今思えば、当時の一生懸命に商品説明をしていた気持ちが、ちゃんとおばあちゃんには伝わっていたのでしょうね。
販売して19年目になります、みゆきんです。
商品を売る方法より自分を売り込む方法をを覚えた方が良い1番の理由は?
販売の仕事は販売をしてない時以外は仕事がありません
販売の仕事というのは、販売をしていない時(お客様と話をしていない時)以外の時間はほとんどやることがありません。
仕事が無いのです、もちろん売場の掃除や備品の整備などは事前におこなうのですが、仕事の時間の8割がたはお客様と会話をし商品をすすめることに集中します。
逆に言うと、来客が無ければ全く仕事にならないのです。
商品を売る方法より自分を売り込む方法を覚えた方が良い最大の理由は〇〇客。
とくに私の働いているデパート業界では、アパレルショップの販売の子や宝石サロンの販売員などは販売員個人にファンになってくださるお客様が必ず必要なのです。
1年通して売り場に立っていると分かる事なのですが、単価の高い商品を扱っているアパレルショップや宝飾売場にいらしゃるお客様は同じ顔ぶれがほとんどで、40~50%くらいの割合を占めるんじゃないでしょうか?
それくらい高額品を扱うお店には常連客が必要なのです。
ファン(常連客)が大事な理由は?
この話は販売職では常識なのですが、新規の俗にいう一見さんを50名お店に集客して、売り上げ目標を100万円に設定した時にようとしたときに仮に10万円の広告費が必要だとすると、これを既存顧客に対して行う際には約半分の経費で済むという定説があります。
ガマンを明日に繋げよう攻めるだけの営業は時代遅れです営業は積極的に、押して押して押しまくる!たしかにどんどん売り込むことは営業には必要不可欠です。その場限りのお客様なら尚更のことでしょう。長いお付き合いのお客様に[…]
自分を売り込む方法とは・・・。
初めてのお客様にはもちろん丁寧な接客サービスは当たり前ですが、少ない時間の中でお客様の興味のある話題を察し、場を和ませることが大事です。
常連さんになっていただく前の段階では、お店の印象を良く持っていただきお店のファンになっていただかないといけません。
次に、あのお店に行ったらあの販売の人がいるから、ちょっとだけ話をしに行ってみようかしら?と、思ってもらえる存在まで印象つけられたとしたら大成功ですね。
本質としては、売場にいらしたお客様に対して、楽しくお友達と和やかに話をしているような感覚を与えられるようにまでなると、そのお客様はあなたのファンです。
商品を売る方法より自分を売り込む方法をを覚えた方が良い1番の理由は?のまとめ
何をするにも、自分を応援、支えてくれる人を多く持つことは人生においてとても大事なことですよね。
販売職においても、常連としてお店を支えてくださるお客様は、それこそ神様なのです。
お店のファンからあなたのファンになっていただくために販売員は最善を尽くさなければいけないのです。未来永劫(ミライエイゴウ)のあなたの味方をどんどん作って販売員ライフを楽しみましょう。