新型コロナウイルス

新型コロナウイルスが営業・接客業に今後どう影響していくのか考えてみた

2019年の11月末に、日本から遙か遠くの中国で起こった感染病のことなど、誰もがたいして気にも留めていなかっただろう。まるでカンボジアの孤児の映像を見るかのように、かわいそうだけど自分たちには関係ない事だと、ほとんどの日本人は当時そう思っていた。

現に、私も紛れもなくそのなかの1人だった。

やがて日本もその感染病の渦に飲み込まれていく・・・。

きっかけは、まるで江戸時代の後期、幕末の浦賀に来航したペリー率いる黒船がやってきたかのように、帰航してきた豪華旅客船、『ダイヤモンド・プリンセス号』。

5月1日の時点で乗船する計3,711人の乗客・乗務員のうち、712人が感染し13人が死亡する感染事故となっていた。

イギリスの船籍のクルーズ船『ダイヤモンド・プリンセス』は2020年1月20日に日本の横浜港を出発、途中、香港~台湾などを経由して2月3日に横浜港に寄港した。

そこから先の事は、誰が予想できたでしょうか?連日、報道では船の中の不可解な情報ばかりが取り上げられ、ああでもない、こうでもないといった話が連日繰り広げられた・・・。

新型コロナウイルスが営業・接客業に今後どう影響していくのか考えてみた

ウイルス、マスク

そして、日本政府はついに、4月8日に緊急事態宣言を発令した。今年で45歳になる私だが、緊急事態宣言を体験するのは初めての出来事、

そう!『初めての出来事』というのが、今回のコロナウイルス騒動のキーワードである。

世界的にも、数々の伝染病の歴史がある、赤痢、腸チフス、ペスト、そしてコロナなど・・。

インフルエンザもまた恐ろしい伝染病に違いない、なのになぜ?

今回の新型コロナはここまで、恐れられているのだろうか?答えは簡単なのである。

『初めての出来事』で、絶対に大丈夫という根拠が持てないから、実際には海外では多くの人が亡くなっていることも、挙げられる。

感染しても、若者は大丈夫、お年寄りにさえ移さなければ大丈夫とは言っても、若者が絶対に大丈夫?自分はもしかしたら重症化してしまうかもしれない。

ネガティブな部分を誰しも持っている中で、心のどこかでそう自分に問いただしているのかもしれない。

初めての出来事に対応できない人々が、疑心暗鬼に見舞われて、マスクを買い占めたり、アルコール消毒液を買いあさったりと、もはや非現実的な行動に出始めたことも、つい昨日の事のようですね。

デパートは壊滅状態かと思われたが・・・。

デパートの暇なマネキン

私の勤めているデパートも4月8日から無期限休業に突入し、約1か月間店を開ける事をしませんでした。

表向きは、新型コロナ感染を拡散させないという名目の元での決定ですが、多くの商業施設やテーマパークなどでは、自粛中にどれだけ自身の会社が、お客様第一主義だというイメージを植え付けられるかということに躍起になっていたのだということ。

また、誰もがまさかここまで状況が悪化しようとは思ってなかったということ!。

多くの経営者は、政府の言葉を信じて、2週間耐えるべく自粛に臨んだものの、延長になり業種によっては倒産に見舞われてしまったところも出てくる始末。

売り上げ的には約半分の売り上げで自粛開けからスタートしたデパート業界も、思った以上の不振にどうしていいのかわからない状況。

自粛中に露呈した接客業のつぶしの利かなさ

考え込む人

世間では『テレワーク』というワードが飛び交いますが、私たち営業や接客業の人間には全くと言っていいほど縁のないものでした。

大企業では、テレワークを実施しても業績は約3割ほどしか落ちないという指標も早くから報道などで、言われていました。

ところが、我が宝飾業界ときたら、頼みの綱は集客です。お客様が来てくれてナンボの商売なのです。

3密はコロナ感染予防の敵ですが、3密は小売業の命綱なのです。

お客様を呼べない、こちらからも伺えないとなると正直なすすべがありません。

しかも贅沢品は、将来が見えにくい世の中では買い物の優先順位は当然後の方ですよね。

正直、今年の秋にかけて宝飾業界は生き残りをかけて熾烈を極める事になるでしょう。小学生のみんなでも宝飾業界の先行きが暗い事はわかると思います。

宝飾業界もこれをきっかけにEC化していくのか?

インターネットでお買い物

お店を開けなければ、ZOZOTOWNのようにインターネットで購入できるようにすればいいじゃないか!と、なるはずなのですが、そこには宝飾業界の闇が深すぎて、一長一短にはいかないのが現実なのです。宝石業界 闇を話し出したらキリがない『宝石の購入で失敗しない心がけ』

希少価値をとにかく売り物にする宝飾業界では、反面、誰でもわかりやすい商材を扱えません、そうなると儲けが出ないのです。

ですから、インターネットでの高額宝飾品の販売がいまから伸びることは難しいと思われます。

新型コロナウイルスが営業・接客業に今後どう影響していくのか考えてみたのまとめ

最後に,追伸

まとめとしては、新型コロナウイルスが怖いのは、とにかく『初めての出来事』なので、免疫が無い事。来年以降にできるであろうワクチンが出回るまでは、恐る恐るの試行錯誤の日々が続く事でしょうね。

私の勤める、デパート、宝飾業界はこれをきっかけにEC化できるわけでもなく、もがき苦しむ一年になるでしょう。最悪、今年の秋くらいまでに多くの宝飾業界の会社が倒産していくかもしれません。

EC化できない理由はそのシステムと、変わらない風習があるからです。

屋台骨であるデパート自体も、ここ1年で変貌を遂げていくことでしょう、伊勢丹三越は生き残りを掛けてリストラを決行するでしょうし、Jフロントの大丸・松坂屋はテナント化を加速していくでしょう。

いずれにしても、この1年は各業界から目が離せませんね。

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