爆笑問題の太田光さんと週刊新潮の問題はwinwinである理由

みゆきん
ワイドショーネタをたまに楽しんでいる筆者のみゆきんです。
あまりテレビを観ない私でも知っているネタの中で、今回は『爆笑問題の太田光さんの大学の裏口入学についての週刊新潮の記事』について解説&感想を紹介していこうと思います。
ご存じないアナタに今回の記事を簡単に説明しますと、騒動の発端は2018年8月の週刊新潮のの記事の中に、爆笑問題の太田さんが当時、日本大学芸術学部に裏口入学していた、太田さんの父親が裏口入学合格の対価として800万円のお金を払ったとい記事が出たわけです。
これに対して、太田さんは『全くの事実無根』として、記事の発行元の新潮社に対して3300万円の損害賠償と謝罪広告を求めました。
この内容の裁判の結果の報道が各テレビ局や多くの雑誌で取り上げられていますので、その内容と結果、太田さん側と新潮社側にどのようなメリットとデメリットが生まれたのかを解説していきます。
関連記事

今まさに日本で社会現象となっている韓国の大手事務所のJYPテイメントとSONYミュージックによる共同プロジェクトである、「Ni zi project(ニジ プロジェクト)」美しい光を放つ虹のような存在を発掘するという、韓国の世界的プ[…]

NiziU(ニジュー)

爆笑問題の太田光さんと週刊新潮の問題はwinwinである理由

爆笑問題の太田さんVS新潮社

今回の裁判は非常に判断が難しく、意外に今までに表向きになっていない事例だったのではないでしょうか。
仮説ですが、一般的には太田さん自身が息子さんを裏口入学させたという事実であれば、全面的に新潮社の大スクープという形ですぐに決着がつく話なのですが・・。
今回の件は勝手が違います。

☑裏口入学をさせた疑いがあるのが、亡くなった父親である。

☑裏口入学させた疑いのある亡くなったお父さんは一般人である。

☑太田さんには裏口入学したという認識があるのか?

☑太田さん自身に認識があったとしても実証は難しい。

☑日本大学関係者の証人尋問も難しいであろうと思われる。

つまりは、太田さん自身の問題であって、自身の問題ではない裁判という極めて焦点の付きにくい話になってしまっているのです。
ことの発端である新潮社の記者は、どういうつもりでこの記事を公開したのでしょうか?
一般的に考えると、どこかしらで(該当大学の関係者)から当時の話を聞いて、それをそのまま記事にしたという流れが考えられますが、そうだとしたろとてもお粗末な話です。
しかし結果的にはこの裁判は、爆笑問題の太田光さんと新潮社の両方にメリットのある裁判になってしまいました。
その理由を解説させていただきます。

双方にとってメリットになる理由

winwin お互いにメリットがある

今回の『太田光さんの裏口入学疑惑』について、なぜ双方にとってこの裁判がメリットがあるかというと・・。

☑太田さんに対する疑惑ではあるが、太田さんは知らずに入学している可能性があるのでその場合は罪の立証は難しい。

☑仮に記事が事実であったとしても、当事者の太田さんの父親は亡くなっているため証言が取れない。

☑仮に記事が事実であったとしても証言者といわれる大学関係者は証人には立たないだろう。

☑仮に大学関係者が証人に立って裏口入学の事実を立証できたとしても、太田さんは悲劇のヒロインという扱いで済む。

☑新潮社側は、裁判という形の上では不利ではあるが、話題性という意味では損害賠償&亜裁判費用を差し引いてもメリットが大きい。

判決の結果は・・。

判決の結果

2020年12月21日に行われた東京地裁で判決では、太田さん側の勝訴。新潮社に440万円の損害賠償金と、該当記事の削除を求めました。

当日の13時過ぎに行われた太田さん側の記者会見で太田さんは、

太田さん(漫才師)太田さん
新潮社さんは世界一好きな雑誌、今後責めるつもりはないが今回のネタは一生使わせてもらう。
と、コメント。いわば亡くなったお父さんの名誉を守った息子であり、芸能人の中では新潮社相手に勝訴を勝ち取ったヒーローである。
爆笑問題というコンビにとっても、太田さんの妻である事務所社長にとっても大きな裁判となったに違いありません。
新潮社側はすぐさま控訴する模様ですが、仮に証拠を立証できたとしても出来なかったとしても、広告という意味でのメリットは勝ち取った形になった裁判であるといえるでしょう。
今回の騒動では断然、太田さん側のメリットの方が大きい裁判でしたが今後も相乗効果で話題になっていく事例だと思います。
知らないうちに新潮社が告訴を取り下げそうな気もしますが・・。

爆笑問題の太田光さんと週刊新潮の問題はwinwinである理由のまとめ

最後に,追伸

今回の記事では、爆笑問題の太田光さんの『裏口入学疑惑』について私なりの見解を述べさせていただきました。2020年12月21日の裁判では、疑惑を裏付ける材料不足という形で判決が出ており新潮社側に440万円の支払いと記事の差し止め命令が出ました。

新潮社側はすぐさま告訴しましたが、この裁判では肝である裏口入学を裏付ける証言が曖昧過ぎて、焦点にならなかったことが挙げられます。

なにぶん現在55歳の太田さんに対して大学時代の疑惑をいまさら持ち出しても、そこには大きな関心は得られないからでしょう。

太田さんにとっては、久しぶりの世間を巻き込んだ話題の中心になれて今後も持ち前の鋭いギャグに磨きがかかるのではないでしょうか・・。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

関連記事

2020年の6月24日(水曜日)、わが家に政府からの定額給付金の100,000円がやっと振り込まれました。2人暮らしのわが家には、2名分の200,000円が世帯主である私の銀行口座に・・・。定額給付金は国民の1人1人に給付さ[…]

商品を売るより自分を売る
最新情報をチェックしよう!
NO IMAGE

最強のWordPressテーマ「THE THOR」

本当にブロガーさんやアフィリエイターさんのためになる日本一のテーマにしたいと思っていますので、些細なことでも気が付いたのであればご報告いただけると幸いです。ご要望も、バグ報告も喜んで承っております!

CTR IMG