セクハラに続き、今世間を騒がせる『パワハラ』についてお話していこうと思います。
伝わる話し方,管理職が部下に伝える話し方のコツ一般社員をマネージメントし,実質その会社の中核を担う役職が管理職です。早い人では30代中盤でその役職に就く人もいます。一般に管理職というと「部長」を想像されると思いますが,今回は俗に[…]
部下 の 指導 パワハラになりがちな上司の特徴を解説
パワハラを行う上司の特徴を挙げてみましょう。
・部下の話を聞かない
・口下手な性格
・時代の流れに鈍感である
・マネージメント能力の欠落
・自分の下に相手を置くことで安心するタイプ
部下 の 指導 パワハラになりがちな上司の特徴【部下の話を聞かない】
パワハラ上司になりやすい人の特徴は、とにかく部下の話を聞きません。部下に限らず、人の話に耳を傾けない人に多いです。
実際には、みんなに意見を聞いて廻るパフォーマンスはするのですが、結果には反映させません。
プロジェクトが上手くいかなかった時の言い訳を、部下のせいにする為です。
部下の指導パワハラになりがちな上司の特徴を解説【口下手な性格】
口下手な人で、行動で示せるタイプの上司ならいいのですが、そうでない上司は部下と上手くコミュニケーションが取れません。
そういう人に限って、お酒の席に強引に誘ったり、強要したりするのです。
一緒にお酒を飲むことこそ、コミュニケーションを深める手段だと勘違いしているタイプの人間に多いケースですね。
部下の指導パワハラになりがちな上司の特徴を解説【時代の流れに鈍感である】
『最近の若い者の事は理解できん』と、口癖の上司に多いケースです。
時代の変化についていけてません。自分が教えて貰ってきたことや、経験してきたことからしか答えを導き出せないタイプの人間ですね。
日本のサラリーマンには、殆どの人に当てはまる事例かもしれませんが、教える事が下手なのです。
ですから、自分の指示が部下に上手く伝わらないと、相手(部下)のせいにします。
最近では、特に女性は働く上で大事にすることの多くは、『やりがい』を重視します。
これは、男性と違い、がんばって給料を上げて、いい車を買いたいとか、いい家に住みたいという物やお金に執着する概念ではないのです。
この感覚をわかってない上司は、なんでこの子の為に言ってやっているのに、理解できないんだ!
と、見当はずれなお節介の押し売りをしてしまうのです。
部下の指導パワハラになりがちな上司の特徴を解説【マネージメント能力の欠落】
会社の上司といえど、もとはその会社の一社員にすぎません。
大企業ともなれば、マネージャー教育なるものがあるかもしれませんが、中小企業などでは役職についてから覚えていくスタイルがほとんどです。
むかしの人がよく言う言葉で、『仕事は見て覚えなさい』というのがありますが、マニュアル社会になった今では、それは通用しません。
確かに、見て覚えられれば、その部下にとっては実になることだとは思いますが、なにせ時間を要してしまいます。
スピード社会の中では致命傷です。見て覚えさせられてきた上司たちは、部下にも自然とそれを強要してしまうのです。
マネージャーとしての責務を全うできていません。要は、実力不足なのです。
そのために、口下手な上司とも共通する事なのですが、きちんと筋道を示しての指示が出せずに、まるで威嚇するかのように、強い口調で指示や叱咤を繰り返します。
部下の指導パワハラになりがちな上司の特徴を解説【自分の下に相手を置くことで安心するタイプ】
上司と部下からの板挟みにあう管理職は、1度はどちら側につけばいいのか迷います。
結局はサラリーマンということもあり、上司側(会社側)につくことが多いのですが、そうなると、部下からも煙たがられて安心できる居場所がなくなります。
心のよりどころではないですが、無意識に自分より弱い相手を探してしまい、なかば憂さ晴らしのような態度をとってしまう人がいるのです。
その行動に拍車がかかってしまい、パワハラへと発展してしまうことも少なくないでしょう。
部下の指導パワハラになりがちな上司の特徴を解説のまとめ
今回は、部下の指導がパワハラになりがちな上司の特徴を説明していきました。
・部下の話を聞かない
・口下手な性格
・時代の流れに鈍感である
・マネージメント能力の欠落
・自分の下に相手を置くことで安心するタイプ
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