あなたは6月の行事・しきたりをご存じですか?6月は『衣がえ』の季節です。
現在では一般的に6月1日と10月1日におこなわれています。
制服のある学校ではこの日に冬服から夏服に衣がえをし、一般家庭でもこの日を目安に衣類の入れ替えをします。
元々は宮中の行事で、平安時代の貴族社会では旧暦4月1日と10月1日に衣がえが行われていました。
ちなみに、10月1日は、2020年11月15日(日)です。
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【6月の行事・しきたり】衣がえはいつするの?賢いやり方くわしく説明します。
最近は、世界的な異常気象などで、日本でも梅雨入りの時期が予想しずらかったり、天候・気温が不安定ですね。
元々は旧暦は中国の暦ですので現在の日本の暦とは日にちのズレがあります。4月中旬だとまだ肌寒かったりしますので
現在の一般的な6月を目安に衣がえは行うと良いでしょう。
一般家庭の衣がえの時期は、各家庭のお母さんの判断が日程の目安になると思いますが、賢く効率よく『衣がえ』をする方法を説明します。
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冬物セーターのしまい方
湿気は下の方にたまりやすいので、セーターはもっとも乾燥したタンスの上の段にしまいましょう。
湿度が高いと虫食いや黄ばみの原因になります。大きさや厚さのちがうセーターは、収納ケースの大きさに合わせてたたみ、縦に並べると多く収納できます。
丸めたり、広げたまましまうと収納ケースに無駄なスペースができてしまうので注意。
収納は洗濯をしてからしまいましょう
シーズンが終わったら、汚れが軽いからといってそのままにせず、必ず洗濯をしてからしまいましょう。
黄ばみなどの原因になります。家庭で洗濯をするときは、衣類についている洗濯表示をしっかり見て素材に合った洗剤と方法で洗濯をしましょうね。
クリーニング店に出す時は、ポケットに何も入ってないか?ボタンのついてるものは、ボタンのひもが緩んでないか?を確認して緩んでいたら
付けなおしておきます。洋服にシミがついていたら、クリーニング屋さんに何のシミだったかを伝えて、シミ抜きも頼むと良いです。
クリーニング店から洗濯ものが戻ってきたら、ビニール袋をはずし、1度陰干しをしてからしまうと更に良いですよ。めんどくさいですけど一手間かけると秋になって着るときに差が出ます。(わかりずらい僅かな違いなのですが)
襟汚れのとり方
家のしつらいも衣がえ
京都の夏座敷
町屋に代表される京都の家々では夏と冬で座敷などの建具類をとり替えます。
寒い冬には障子やふすまをたてますが、夏には簀戸(すど)や簾(すだれ)などに替え、畳の上には籐(とう)の網代(あじろ)を敷きます。
風通しの良い簀戸や簾は見た目にも涼しく、籐の間食は『涼』を誘います。
・簾(すだれ):<日よけ>細かく切った竹や葦(よし)などを並べて糸で編んだもの
・籐(とう):ヤシ科のつる性植物、家具やカゴなどの材料
・網代(あじろ):ひのき、竹を細かくけずり斜めや縦に編んだもの
【6月の行事・しきたり】衣がえはいつするの?賢いやり方くわしく説明しますのまとめ
6月には梅雨がやってきます、できたら衣がえは梅雨に入る前にやっておきましょう。
しっかりと洗濯をしてまた、10月頃に洋服たちが活躍できるように備えましょうね。部屋の衣がえもラグやカーテンの種類が変わるかと思いますのでしまう際には洗濯をしっかりとがんばりましょうね。
単純に衣がえは、衣料の入れ替えだけではなく『気分を入れ替える』タイミングでもあるのですから。
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