
・奨学金のデメリット
・奨学金の返済
・奨学金の恐ろしさ
奨学金はそれでも必要ですか?終身雇用の時代は終わったのですよ。
多くの高校生は進学して、いい会社に入ってその会社で定年まで働き、途中でローンで車を購入。
いずれは結婚してマイホームも購入、定年までは家族のために身を粉にして働き、定年を迎えたら退職金でマイホームの支払いを完済し、孫の世話をたまにしたりして過ごす・・。
と、こんな将来設計をイメージとして持つ高校生は少なくはないことでしょう。10年前なら当たり前にほとんどの日本人がそう思っていたに違いありません。
今の日本では、10年前まで当たり前だったプランが当たり前ではないのです。なぜそうなってしまったのでしょうか?
答えは、これから先の日本では「終身雇用制度」が崩壊していくからです。
終身雇用が行われなくなってしまうと、上記にあった高校生が思い浮かべていた将来プランが実行困難な世の中になってしまいます。
昔の日本の中流階級
1980~1990年代の日本では、中流階級といわれる層の所得額はおおよそ年収600万~700万世帯のことを指しました。
しかしリーマンショックもあり、現在の日本では同じ中流階級を指す年収額が大幅に下がっています。体感でいっても平均年収が400万くらいが平均ではないでしょうか?
昔でいう所の中流階級は現在の世の中では上流階級なのです。何を言いたいかというと、単純に日本人の平均所得が大幅に下がっています。
奨学金の返済で苦しんでいる若者が多いのは、このことが大きく関係しています。
奨学金のメリット
奨学金のメリットとしては、なんといっても夢に向かって頑張る高校生に対して学費を貸してくれること。
ごくまれに超優等生の生徒には、返済の義務のない給付型の奨学金もありますが、審査がとにかく厳しくてとても狭い門なのです。日本の奨学金のほとんどは利子の派生する奨学金を受けている人がほとんどだというのが現状。
しかしながら自分の進みたい進路や、いい進路に進むための通行手形的に進学を考えている学生や親子さんにとっては高額な学費を融資してくれる奨学金制度はとりあえずは助かる制度だ。
奨学金自体が配布されるのは入学後にはなるが、入学前に必要なまとまった金額の入学金などは、学資ローンやその他の金利が安いローン融資を受けることになるでしょう。
将来にやりたいことがはっきりした経済力のない学生には、将来の自分への投資としての価値は充分にあるのかもしれない。
奨学金のデメリット
この『奨学金』という制度では中でも1番有名なのが日本学生支援機構(JASSO)という機関があるが、ネーミングが良くない。ネーミングからして学生が勘違いしやすい。
このネーミングだと、支援というワードに反応してしまい奨学金自体が借金であるという認識が薄れてしまいがち。給付型でない奨学金はちゃんと利子のついた借金なのだ。
奨学金のデメリットは何と言っても、社会人になったと同時に借金を背負って社会人生活をスタートしなくてはならないこと。
職業によるが、大学卒の初任給20万ちょっとだと考えると、家賃や新しい生活用品のお金のやりくりは大変なことは目に見えてわかるだろう。
しかももっと重大なことが若い新社会人には圧し掛かる、毎月決まった額を返済に充てなければならないので、初めて就いた仕事が自分に合わないと思っても、なかなかやめることができないのだ。
すぐに転職しようとしても、新社会人になったばかりでは転職先の情報収集も転職活動も容易ではないことは当人にもすぐに思いつくだろう。
奨学金の返済について
奨学金の貸し付けは金利の上限が3%に設定されているものの、どう甘く見積もっても18~19歳の未成年に対して貸し出す常識を超えてしまっているようにしか見えない。
もちろん親の存在もあるので、貸出をする場合もあるだろうが、もとはといえば親に経済力がないから奨学金を借りるわけで、その過程には確かな担保となるものはないはずなのだ。
しかも将来、大学をもしやめてしまったら?仕事をすぐにやめてしまたら?返済能力がなくなるではないか・・。
奨学金を貸す側には取りっパグれのないウルトラC(秘策)でもあるのだろうか?
ちなみにこれから奨学金を借りようとしている人にはおぼえておいてほしい計算方法があるのでメモしておいていただきたい。
年利から支払う利息を計算する方法
奨学金の恐ろしさ
奨学金の恐ろしいところは・・・。
・社会人スタートから借金を背負ってしまう
・社会情勢が変わってきている。
奨学金はそれでも必要ですか?終身雇用の時代は終わったのですよ。のまとめ
多くの人は大学に進学する目的はいい会社に就職する為、就職したら賃金(お金)を得るために働きますが、給料が低い新入社員の時から借金を背負うことになる奨学金は果たして今の時代にマッチしているのでしょうか?
いい会社に就職できたとしても生涯その会社で働き続けられる保証もありません。もちろんスキルは必要ですがそれが学歴が重要な世の中のまま進むという保証もないのです。
それでもあなたは、多額の借金を背負ってまで奨学金を借りてまで進学しますか?奨学金を借りてでも進学しておいて良かったという方は、コメントいただけるとありがたいです。
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