今回の記事では一緒に働きながら、側面から見てきたデパートの正社員についていろいろお話していきたいと思います。
デパートの仕事をくわしく説明します【デパートで働きたい人は必見】
〇デパート正社員の今後の予想(雇用)
〇デパート正社員の現在の生の声(年代別)
【デパート正社員】辞めたい人はこの現実を受け止めましょう・・。
現在売上高の首位を走る伊勢丹三越ホールディングスの社員年収は826万、つづく大丸松坂屋百貨店の社員平均年収は714万、対してもっともデパート業界で平均年収が低いのは福岡県の北九州市に本社を置く、井筒屋百貨店で319万となっており業界平均年収は529万となっています。
(参考にさせていただいたサイト)
https://heikinnenshu.jp/kininaru/imhds.html
https://www.nenshu-checker.com/media/companies/jfront-retailing
https://nensyu-labo.com/kigyou_izutsuya.htm
この3つのデパートを比べていただくと、いかに都心のデパートと地方デパートの平均年収に差があるかが一目瞭然ですね。
私の勤めている地方デパートはだいたい業界平均ほどの年収であろうと予想できます。
これは比較対象にする企業にもよりますが、日本全体の企業の平均年収と比べてみてもやや低い傾向にあると言えます。
だったら転職したら給料上がるじゃん!
デパート正社員はとにかく転職しにくい
もちろん部署や職場の人間関係などにはよりますが、一般的に賃金が安い会社の仕事は誰にでもできるような内容のものが多いです。
現に、デパートの仕事と言えば経理や人事などの特殊な仕事を除けば、接客する仕事が多くを占めますので比較的ハードルが低い仕事内容となります。
『簡単に言うと楽な仕事です。』
現在の仕事が楽な仕事という事は、次に異業種に転職を希望する際には市場価値は低いとみなされる傾向が高いでしょうし本人にもその自覚は大いにあります。
そうなると転職することが難しくなってきます。ゆえにデパート社員のほとんどは転職先に再度接客業を選ぶ人が多いというのが現実です。
デパート正社員はリストラ回避は不可能?
実は私の働いているデパートでもリストラの波はすでに始まっています。大一段階として退職金割り増し条件で早期希望退職を募り始めました。
おそらく予定定員数まで人員を削減できない場合には第二段階目としてリストラが行われることに間違いないでしょう。
デパート正社員若手の生の声
普段はデパートの外商さんと仕事をするときは50代の外商の人と一緒に仕事をすることが多いのですが、昨年の人事異動で若手社員が何名か外商部に入ってきたきっかけで若手社員と話をする機会が増えました。
入社してやっとデパートの基本的なことを覚えたばかりの若手社員ですが一生懸命に外商としての業務に取り組んでいます。
慣れない外回り営業を一緒にしていく中で、少し打ち解けると決まってデパート内のことや外商部のことなどの質問をうけます。
私がこの業界で20年以上のキャリアがあることと、違う会社の人の意見が欲しいというところでしょうか?
〇接客業は早めにやめた方がいいのでしょうか?
〇デパートから転職した人の話を聞きたい・・など。
【デパート正社員】辞めたい人はこの現実を受け止めましょう・・。のまとめ
いかがだったでしょうか・・。
〇デパート正社員の今後の予想(雇用)
〇デパート正社員の現在の生の声(年代別)
などを業界経験20年以上のみゆきんが解説してきました。
他の仕事からデパートの社員に転職してくる人は最近ではあまりいませんが、逆にデパート社員から転職を考えている人は私の周りにも多く存在します。
しかし、漠然と異業種転職を考えるよりも再度今の状況をしっかりと把握して自分自身の行動を決めるべきです。
長年にわたり側面からデパートの社員を見てきた私からの精一杯のエールです。