外商さんってどんな人?デパートの現代版の三河屋さん
デパートには外商部というデパートのお得意様カードをもってもらい商売をする、お得意様担当の仕事が存在します。お得意様の資格としては各デパートの基準によるところが大きいのですが、基本ご本人との契約のもと成立した関係です。
簡単に言うと・・・沢山うちのデパートから買い物してくださったら私が担当としてお買い物のサポートをさせて頂きますって関係ですね。
規模の大きなデパートになると100人前後の外商社員がいる店もあります。
私が勤務しているデパートには50人ほどの外商員がいらっしゃいます。
そのうち女性が10数人ほど。
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外商員とは
そのデパートに入社した社員が所属する外回り担当の部署。
地域によって担当を分けている。(例えば:熊本県の熊本市の南区は○○さんが担当と、いう風に)外商員1人に対して100~300人ほどのお得意様が存在します。
仕事の内容としては自分が働いているデパートのすべての商品の中からお得意様がお買い上げになった時にカードで決算すると(現金払いの場合もお得意様はカードと現金を出されて、そのデパートのポイントもゲットされる。)その担当の売り上げとなる仕組み。
外商のお客様になるメリット
簡単に言えば、そのデパートにとって特別なお客様!なのです。多くは、開業医(お医者さんの奥様)や、会社経営者の奥様が多数を占めます。特に経営者本人になると仕事が忙しくてなかなかデパートに洋服とか見に来る時間がない人には都合の良いシステムですね。
デパートの外商さんに頼める便利なサービスとデメリット【結局お金次第】
来店の際にも外商に連絡しておけば外商がショップに事前に連絡を入れそのお得意様用の商品を事前にセレクトしておくのでお買い物の時間も短縮されますし、より好みに近いものを揃えることができるので効率的です。
外商は日頃からお得意様の好みや買い物の動向を把握しておく必要があります。とにかく自分の担当しているお得意様に商品を売り込みます
営業力が物を言う仕事です!ですから、同じ外商員でも売り上げが人によってバラバラです。
スゴイ外商になると、人の2倍以上を売り上げる人もいます。
売ってるものは同じなのに・・・当然ショップの定員も売り上げの高い外商に群がり取り合いになって商品を売ろうとします。
外商さんってどんな人?デパートの現代版の三河屋さんまとめ
営業はどんな営業でも大変ですが、自分の前にいる人(クライアント)に対してどれだけ親身になり役に立てるのか?をいつも考えて仕事に取り組める人こそ営業をやるべきだと思います。
達成感がハンパない仕事の一つです。
お客様の好みを把握し、日々そのお客様に対して生活や心が豊かになる商品を提案し続けていく。
外商さんとはそういう仕事なのです。