最近では腸活といわれる言葉が注目され、今後も健康に暮らしていくためには切っても切れない取り組みの一つです。
腸の悩みの多くは、便秘や下痢があげられますが、そんな腸の不調は未病のうちに対策しておきたいですよね。
身体や心がいま一つスッキリしない『未病』。その原因と改善方法医師の石原新菜先生に解説していただいた文献をもとにさらに解説していきます。
☑便の量が少ない。または軟便が続く
☑すぐにお腹が痛くなる
☑なんだか身体がだるくて重い感じがする
寒さがきびしいこの時期は、感染症にも負けないためにも身体の免疫力を高めることが大切です。そのポイントとなるのが『腸活』。腸内環境をしっかり整えることで、病気などのリスクを下げることができます。感染症に怯えてばかりいるより、腸活をしっ[…]
腸の不調 原因は未病のうちに対策しましょう
ちょっとその前に・・
①検査値に異常はないが自覚症状がある場合
②自覚症状はないが検査値に異常がある場合
どちらも未病となります。
便秘がちだったり、反対に下痢気味だったりするのは腸内環境の乱れが主な原因です。
人間の腸内に存在する細菌には、乳酸菌やビフィズス菌などの「善玉菌」、病原性大腸菌やウェルシュ菌などの「悪玉菌」があります。
そして身体に悪い働きをする悪玉菌が殖えると、便秘や下痢が起こりやすくなります。
肉ばかり食べて野菜が不足していたり、ストレスが多い生活をしていたりすると悪玉菌が殖えやすくなるので注意が必要。
また、水分のとりすぎによる冷えも腸の働きを悪くします。
「便秘になったら水をたくさん飲むと良い」と言われますが、これを実行すると体を冷やして血流が悪くなってしまうので、腸の働きが鈍り、かえって便秘がひどくなることがあります。
その一方で、体内に水分が多い状態だと、体温を下げないように余計な水分を排せつしようとして下痢になることも・・。
水分のとりすぎによる冷えは便秘と下痢、どちらの原因にもなるということを知っておきましょう。
腸の不調の改善方法
腸の不調の改善のポイント
①水分をとりすぎずよく噛んでたべる
②運動で身体をあたためる
③食物繊維の豊富な食品や発酵食品をとる
腸の不調の改善に効果的な食材
秋冬なら、食物繊維を豊富に含む食材としてキノコやイモ類がおすすめ。ヨーグルトに含まれるビフィズス菌は悪玉菌の増殖を抑える効果があるとされている。
漬物や納豆など伝統的な発酵食品は腸内環境を整える効果が高い。
腸の調子を改善するマッサージ
①肋骨の下あたりを両手でつかみ、腸をほぐすように、3分間くらいもむ。
②大腸が折れ曲がっている部分には便がたまりやすい。ここをもんで刺激することで、腸の働きが活性化する。
腸の不調 原因は未病のうちに対策しましょうのまとめ
いかがだったでしょうか・・。
この記事では、石原新菜先生の解説による未病のクリニック、その中でも現在注目度の高い「腸の不調」についての原因と改善の方法を説明してきました。
腸の不調の原因は・・
✔腸内環境の乱れが原因
✓ストレス
✓栄養不足(野菜不足)
✔水分のとりすぎが原因
✓便秘にも下痢にもなりやすい
改善の方法
食物繊維や発酵食品で腸内環境を整えよう
【改善のポイント】
①水分をとりすぎずよく噛んでたべる
②運動で身体をあたためる
③食物繊維の豊富な食品や発酵食品をとる
効果的な食材は・・漬物・納豆・ヨーグルト・キノコ、イモ類
腸の調子を改善するマッサージを行うと調子が上がるそうです。私の場合はとにかく腸を休ませることにここ1カ月は重点を置いてきました。
巷で話題の16時間プチ断食です。いまのところ効果は絶大で、胃もたれや身体のだるさや不調もなく快適な毎日を送れています。
ダイエットももそうですが、今回腸のことを詳しく知ったことでさらに、人間の身体を維持するのには毎日の食事が重要だという事を改めて実感しました。
食事を改善して健康な身体を取り戻しましょうね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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