デパート社員になるには何が必要でどんな覚悟が必要?
デパート社員になるためにはどんなことが必要なのでしょうか。答えは何も必要ではありません。
しいて言うなら、人を楽しませることに全力で取り組む努力をする覚悟があれば充分だと考えます。
デパートの社員といえば販売というイメージがあると思いますが、実際には企画や他社との交渉社内人事などまるで一つの会社の中に何十もの会社が存在するかのように多くの部署があるのです。
適性を発揮しやすい性格や適性などをいくつかご紹介していきましょう。
デパートの部署
デパートの花形と言われる婦人服売り場、現在のデパートの主力売り場である食品売り場。富裕層顧客をアテンドする外商部などデパートにはさまざまな部署があります。
売り場担当の部署と言えば・・。
・紳士服売り場
・リビング雑貨売り場
・呉服・宝飾品売り場
・ブティック売り場(ブランド)
・食料品売り場
・営業企画・営業推進部
など・・。
外商さんに18年密着してみたデパートショップ店長の感想と見解デパートは全国に202店舗(日本百貨店協会加盟店)存在しますが、売り上げの大きいなデパートほど「外商顧客」といわれるごく一部の「お金持ちのお客様」が売り上げの大部分を支[…]
販売に携わる業務と管理する業務があります。
デパート社員が売り場に配属される場合、お客様と直接販売に携わる業務と、販売に携わる契約社員のみなさんの管理をする業務に分かれます。
経験を積んで管理職になると、その管理するエリアが増えていき管理能力ももちろん必要に大変な仕事ですが、その分給料もアップします。
デパート社員の年収は平均300万~600万。大手デパートともなれば役職次第では高給も見込めます。
食品部は忙しい
もっともデパート内で賑わう場所と言えばデパ地下ではないでしょうか。食品部に配属された社員は食品売り場のさまざまなスタッフたちと共に働き、食品売り場の日々の売り上げを管理していかなければいけませんん。
食品売り場には多きデパ地下であれば30を超えるショップがひしめき合い、食品やお菓子を販売します。あまりにショップの数が多いため、食品部には食料品とお菓子売り場で担当が分かれます。
管理する仕事であれば、あまり動かなくていいように勘違いされがちですが、実際には食料品売り場のデパート社員は各ショップ関連の雑用を請け負ったりと、とても多忙なのです。
デパート社員に必要なものは?
前置きが長くなってしまいましたが、そんなさまざまな仕事があるデパート社員に必要な物は、協調性であると言えます。
さらに言うと、どれだけ職場の同僚と日々の仕事が仲良くできるかということでしょうか。
人事異動があればまるで他業種に転職したかのように仕事内容が変わってしまうのがデパート社員の人事異動です。
そのため、何十年も経ったときに大事なのは経験と、一緒に頑張ってきた人脈なのです。
デパートで偉くなるには・・。
デパートで偉くなる人は、他の会社も同様ですが、かわいがってもらっている上司が出世していく時に自分も引き上げてもらうという、努力とはかけ離れた場所で決まってしまう場合もあります。
それとは逆に、職場の同僚と仲が悪い社員が出世しても結局のところ、上手くいかないということを多く見てきました。
管理職は幾ら優秀な人でも、束ねている部下がいうことを聞いてくれなければ仕事は回りません。同僚の評判の良い管理職は自然と部署内の成績もアップさせています。
そもそもデパート社員は管理する側になると、何十人というショップ関連の企業の人たちがヘイコラとご機嫌を取ってくれ持ち上げてくれます。
なかには自分が偉くなったと勘違いして、横柄な態度を取るようになる社員もいます。しかし、そういう態度をとる社員は出世が遅い場合が多いように思います。
それと、信じがたい事実ですが職場の労働組合の役員などを経験した社員は出世が早い傾向にあるようです。ただしデパート側の言いなり役員である必要があるみたいです。
デパート社員になるには何が必要でどんな覚悟が必要?のまとめ
いかがだったでしょうか・・。
今回の記事では、デパート社員になるために必要なものと覚悟についてお話してきました。
必要なことは、人を楽しませることに全力で取り組む努力をする覚悟。
そしてデパート社員になった後にも、職場の同僚から評価を受けるような行動を日々業務の中で取ることができるかが重要です。