新年(正月)を迎える準備6つ

新年(正月)を迎える準備6つ【12月の行事・しきたり】

12月の行事はお歳暮だったり大掃除だったり、クリスマスだったりと本当に年末は忙しいですよね。

そんな忙しい中、12月は1年間を振り返り来年(正月を)迎える準備をしなくてはならない月でもあります。この記事ではお正月に向けての準備となる12月の行事・しきたりを6つご紹介していきたいと思います。

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新年(正月)を迎える準備6つ【12月の行事・しきたり】

12月の行事しきたり(正月の準備)

いまでこそお正月にも一部の商店などが開いていてお買い物ができますが、25年くらい前まではお正月にはお店関係は開いておらず家でテレビを観ながら家族で過ごすしかありませんでした。

食事をするにも、12月の下旬に準備したおせち料理を3日間は食べ続けるという、今思えば体重が増えるのも仕方ない過ごし方だったなあと思いますね。

逆に言うと、年末は大忙しな反面、世のお母さんたちは正月3日間は家事をほとんどしなくて良かったということで、少しは楽できていたのかなあと振り返ったりしています。

話が少しそれましたが、今回は12月の行事しきたりの中でも、新年に向けた準備にあたる行事しきたりを6つ紹介していきたいと思います。

新年(正月)を迎える準備 餅つき

餅つき

お正月の準備25日から30日までに餅つきをします。29日につくのは苦餅(くもち)つながるとして昔から避けられ、大晦日につくのも一夜餅(いちやもち)といって嫌われます。

最近では、ご家庭で餅つきをすることは年々減ってきていますね。反対にレトルトのお餅のおいしさが格段にアップしている気がします。

新年(正月)を迎える準備 門松

門松

門松は神様の目印
年神の降臨の目印となる門松は、昔は年の暮れに一家の主人が山に登って松の木を伐ってきてつくっていました。
古くは待つだけを立てるところが多かったのですが、室町時代ごろから竹が添えられるようになりました。12月13日を待つ迎えの日ちし、松を伐ってくることが多かった。
田舎育ちだった私は子供のころに、おじいちゃんが竹を切ってきて、のこぎりや針金で門松を作っていたことを思い出しました。

新年(正月)を迎える準備 しめ縄

しめ縄は神の居場所を示すもの
現在では市販されているものを購入するのが普通になっていますが、昔は各家庭でつくるもので、その家の主人が縄をなっていました。
しめ縄は左縄にこしらえることが多いのですが、作り方は地方によって様々です。
しめ縄に使う藁は日本人とは切っても切れないものです。わらはお米をとった稲を干したものです。保温力もあり柔らかくて加工しやすいので古くからさまざまなものに利用されてきました。
屋根や土壁、畳、蓑(雨具)、わら草履、かご、米俵、おひつなど生活に必要なあらゆるものにわらを使ってきました。
最近では納豆の入れ物や、お正月のしめ縄でしか日常で観ることも少なくなってきましたが、わらは日本人にとって万能の生活素材だったのです。

しめ飾りの飾り付け

しめ飾り

12月25日ごろから飾り付けを行います。31日は一夜飾りといって、縁起が良くないといわれ30日までに終えます。屋敷や家屋の入り口、神棚、井戸、水道、かまどなどにつけます。

しめ飾りをしておく期間を「しめの内」といい、松の内と同じで年神をまつる期間を意味します。

しめ飾りは、1月4日や7日、14日にはずし、小正月に左義長(どんどん焼き)を行うところはその火にくべます。

新年(正月)を迎える準備 おせち料理

おせち料理

おせち料理の種類は全部で20~30種類といわれています。地域によって品数や内容は違いますが、すべて数得るとこの数になるといわれています。

食材はそれぞれにおめでたい意味があり、古くから日本の食文化にあるものばかりです。

黒豆邪気払いの意味と、黒く日焼けするほどマメに、勤勉に働けるようにと願いを込めておせちに入れる。

数の子ニシンの腹子である数の子は卵の数が多いことから、子孫繁栄を願う縁起物

きんとん漢字では「金団」と書く。黄金にたとえて金運を呼ぶ縁起物。

タイの姿焼き「めでたい」のごろ合わせもちろん、七福神の恵比須様が持つ魚でもある。

昆布巻き「こぶ」は「よろこぶ」に通じるとして縁起が良いとされる。

最近人気のオイシックスのおせち料理は42種類のものもあるみたいですね。デパートでは売れ筋の値段は1万円弱のものらしいですが、高級なおせちは年々金額が上がってきていますね。

3万円から5万円するおせちが、予約でいっぱいになるなんてすごい話ですよね。

新年(正月)を迎える準備 神棚(かみだな)

神棚

神棚は明るく清浄な場所に設け、東向きか南向きにし神社からいただいたお札をお祀りするのが良いとされています。お札は年末に氏神様の神社で新しいものを受けます。

神棚を掃除した後、新しい札をお祀りし古いお札は神社に納めます。神棚の掃除は30日までに行いたいものです。

神棚(お札の納め方)

神棚 お札の入れ方

伊勢神宮の天照大神のお札が祭祀の中心で、1社の形のものであれば重ねて納めます。伊勢神宮の天照大神のお札が一番手前になるようにし、その後ろに氏神様(住む土地の鎮守の神)のお札、崇敬神社(個人的に信仰している神)のお札の順にします。

3社のものは中央に伊勢神宮の天照大神のお札、向かって右側に氏神様のお札、左側に進行している崇敬神社のお札を納めます。

新年(正月)を迎える準備 大晦日(おおみそか)

除夜の鐘

長いものを食べると長生きできるといわれることから、来年の健康を願って年越しそばを食べます。

大晦日の夜は除夜(じょや)と呼ばれ、全国の寺院では108の煩悩を払って新年を迎えるため、除夜の鐘を108回つきます。

豆知識おけら参り

京都の八坂神社にはおけら参りいう神事が伝わっています。大晦日から元旦の朝にかけて、おけら火をたいて邪気を払います。

参拝者はこのおけら火を吉兆縄に移し、ぐるぐる巻きにしながら持ち帰り、元旦の雑煮を炊いたり、神棚や仏壇の灯明を灯したりするのに使います。

新年(正月)を迎える準備6つ【12月の行事・しきたり】のまとめ

最後に,追伸

今回の記事では、お正月の準備ともなる12月の行事しきたりについて6つご紹介しました。

・餅つき
・門松
・しめ縄
・おせち料理
・神棚
・大晦日

邪気を払って福を呼び込む。そして来年をいい年にする。そんな願いがこの行事それぞれには込められていると思います。

今年の年末もしっかりと準備して年末を乗り切ってよい年を迎えましょうね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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